創元推理文庫<br> 集結―P分署捜査班

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創元推理文庫
集結―P分署捜査班

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488296049
  • NDC分類 973
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ナポリでも治安最悪の地区にあるピッツォファルコーネ分署で、汚職により捜査課に大量欠員が発生。そこで各地から腕ききだが問題のある警官たちが送りこまれ、急造で捜査チームが結成される。ロヤコーノ警部を筆頭とする彼ら彼女らは、息つく暇なく起こる事件――スノードーム収集が趣味の女性資産家殺し、少女の監禁騒動など――へ果敢に挑んでいく……! イタリア発の大人気警察小説、21世紀の〈87分署〉シリーズがここに開幕!

内容説明

重大な不祥事を起こして市警の面目をつぶしたピッツォファルコーネ署へ欠員を埋めるため送り込まれたのは、独自の捜査方針を貫くロヤコーノ警部を筆頭に、有能だが各分署が持て余した刑事ばかり。彼らは新天地P分署で急造捜査班を結成し、女性資産家殺しや少女監禁など、続発する難事件に挑んでいく。21世紀の“87分署”とも言うべき、イタリア発の大人気警察小説シリーズ始動!

著者等紹介

デ・ジョバンニ,マウリツィオ[デジョバンニ,マウリツィオ] [de Giovanni,Maurizio]
1958年ナポリ生まれ。銀行に勤めるかたわら応募した文学コンテストで高く評価され、2006年に長編Le lacrime del pagliaccioで本格的に作家デビュー。同書を第一作とする“リチャルディ警視”シリーズと、ロヤコーノ警部を主人公に13年刊の『P分署捜査班 集結』から開始した“P分署捜査班”シリーズのふたつで知られる

直良和美[ナオラカズミ]
東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

138
イタリアのミステリを読むのはおそらく、この本が初めてだと思う。P分署ことピッツォファルコーネ署に、能力はあるが問題もある刑事たちが「集結」。それぞれ私生活や性格が手短に描かれ、魅力的に立ち上がってくるので、すぐ面白くなった。各刑事、特性や欠点すらも発揮して捜査し、曲がりなりにもチームになっていく過程がなかなかに読ませる。事件の方もミステリ的な興味を、持続させる工夫をしてあって手堅い仕上がり。小気味良く面白い。一冊では印象がコンパクトだが、積み重ねでより魅力を発揮するタイプのシリーズだと思うので、次作待ち。2020/08/19

タツ フカガワ

84
不祥事を起こしたP分署で署長と4人の刑事が更迭。代わりに各分署から配属されたが、彼らもそれぞれの分署のもてあまし刑事だった。そんなところへ資産家婦人の殺人事件や、少女監禁の通報が入る。一方副署長のピザネッリは、自殺と判断された案件のなかに他殺とみられる例が複数あることに注目する。最初に読んだ4作目『鼓動』が面白かったので、この1作目から読み直しです。なにが面白かったというと、個性豊かに描かれる署長と6人の刑事たちの人間模様で、イタリアの警察小説が明るいのも好感。次作に繋げる結末も上手い。2025/03/03

Panzer Leader

83
「海外作品読書会」優秀ではあるがはみ出し者の刑事たちが閉鎖の噂が絶えない警察署に集結。以前に読んだ「パリ迷宮捜査班」と同趣向だが、こちらも負けないくらい面白い。ミステリーとしては早い段階で犯人は予想できるが、それぞれのキャラが立っていて最後までスルスルと読ませ切る。でも少女監禁疑惑事件は時間を掛けた割には報われない結果。本事件も解決してめでたしと思ったところに一人の刑事が追っている偽装自殺の真相が唐突に語られてあっと驚く。それと共にモテモテ刑事ロコヤーノのその後はと次作に持ち越される話の進め方も上手いなあ2020/12/27

ナミのママ

67
イタリアミステリー。『パードレはそこにいる』で登場人物に苦戦したものの、なかなか読みごたえがあったので、新シリーズとなりそうなこちらも読んでみました。不祥事から存続が危ぶまれ大量の欠員が出たP分署。集められたのは問題のある警官たち。この強烈な個性がイタリア警察小説の特徴なのか?とにかく面白い。まだまだ突っ込むと出てきそうな私生活。そして事件は思いがけない犯人で予測不能。続きが気になるー。イタリアではシリーズ9作まで刊行されているようなので楽しみに待ってます。2020/07/17

しゃお

42
不祥事のあったピッツオファルコーネ署に集められたのは、はみだし者の刑事達。署の存続は彼らの働きにかかっている訳だけど、個性的な刑事達の描写が物語を引っ張ってくれて楽しく読めました。事件そのものは残りのページ数を見て「あれ、これ終わるのかな」と思ったけど、急転直下で一気に解決。ちょっと拍子抜けはしたけど、P分署の面々がこの先どう活躍し、やっかい者たちがどう成長するのか見守りたいです。2020/09/01

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