創元推理文庫<br> 壁から死体?―“秘密の階段建築社”の事件簿

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創元推理文庫
壁から死体?―“秘密の階段建築社”の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488290061
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

秘密の読書室や隠れたドア――
そんな仕掛けを一度は夢見た
あなたへ贈るミステリ!
家業の工務店を手伝うことになった、
職を失ったイリュージョニスト。
その初日、仕事先の古い館で不可能犯罪が……
楽しい不思議が満載のシリーズ第1弾!

“ひらけごま”と唱えると現れる秘密の読書室や、秘密の花園に通じるドアが隠された柱時計。だれもが一度は夢見た仕掛けに特化した工務店〈秘密の階段建築社〉。舞台で起きた事故の責任をとらされて、ラスヴェガスから帰郷した元イリュージョニストのテンペスト・ラージは、父が経営するこの家業を手伝うことになった。だがその初日、仕事先の古い屋敷の壁を崩してみると、何とそこから……。楽しい不思議が満載のシリーズ第1弾!

内容説明

合言葉を唱えると現れる読書室や、秘密の花園へのドアが隠された柱時計。そんな仕掛けに特化した工務店“秘密の階段建築社”が、テンペスト・ラージの実家の家業だ。イリュージョニストとして活躍していた彼女だったが、ある事故をきっかけに家業を手伝うことに。その初日、仕事先の古い屋敷の壁を崩したら、なんと死体が見つかって…。楽しい不思議が満載のシリーズ第1弾!

著者等紹介

鈴木美朋[スズキミホ]
大分県生まれ。英米文学翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。訳書にスローター『ハンティング』、クカフカ『死刑執行のノート』、リン『ミン・スーが犯した幾千もの罪』、ガルマス『化学の授業をはじめます。』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

308
『スリー・カード・マーダー』と色々な部分で相通じるものがある作品。本当に最近は欧米で密室ミステリが再注目されているのか、西洋ミステリでカーマニアな主要キャラが出てくるの、何気にはじめて見たかもしれない。さてその密室、かなり高難易度な設定のため、逆にそれしか方法ないよねと丸わかり。シリーズ化を念頭に置いているからだろうが、出てきた死体が主人公の関係者というのも個人的にはマイナス点。身内以外の事件を解決する素人探偵が見たい。建築社の設定もあんまり効果的に使えておらず、でもまだ次に期待しようとは思える範疇。2024/09/22

ナミのママ

80
この壁の向こうに隠し部屋があったら、地下室があったら、秘密の扉があったら…子どもの頃に考えた事。そんな会社〈秘密の階段建築社〉その仕事先の古い屋敷の壁から死体が現れた。なぜ?犯人は?どうやって?この謎解きめちゃくちゃ面白かった。登場人物もユニークで作品全体がおもちゃ箱をひっくり返した賑やかさ。主人公で社長の娘テンペストは元イリュージョニストだがその過去の事件、幼なじみとの関係、料理上手な祖父、可愛いうさぎ、ロマンスの予感、テンペストの母の失踪と盛りだくさん。〈楽しい不思議が満載のシリーズ第1弾〉期待大。2024/08/21

yukaring

69
古い屋敷の壁の中から見つかった死体。しかしその死体は数日前まで生きて目撃されている女性。彼女はどうやって、いつ壁の中に入ったのか?イリュージョニストのテンペラントが主人公のユーモアたっぷりのコージーミステリ。マジックショーの事故で失意の中実家へ戻ってきたテンペラント。彼女の実家の家業は合言葉で現れる読書室などの仕掛けに特化した建築社〈秘密の階段建築社〉この家業を手伝う事にした彼女だが初仕事なのにいきなり壁から死体を発見。彼女の周りで起こる不可思議な事件と家に伝わる呪いの関係は?楽しい不思議が満載の物語。2024/10/12

しゃお

28
期待していた以上に面白かった!壁から出てきた死体は、とんでもない失敗(仕組まれたものと思われる)によりラスベガスから放逐されたイリュージョニストであるテンペストのダブル(替え玉)。何十年も開けられた様子も、秘密の入り口も無さそうな壁にどうやって死体を!?そもそも殺された彼女は本当はテンペストを狙ったもの?!Why、Who、Howと、思っていた以上の本格ミステリーが楽しめるだけでなく、美味しそうなインド料理や、ほのかなロマンスなどが楽しめる一冊。消えた母親の謎も残る中、今後が楽しみなシリーズの開幕です!2024/08/09

みつちや

17
ある意味イリュージョンな小説。手品と推理小説は物語は重要だからと力説するが初めから長すぎでダレる。4分の3辺りから推理小説らしくなり、推理作家の名前が出たり真犯人を掻き回している努力もあり、推理小説が好きではじけて書いている。が、子供部屋の玩具みたいに散見してミスディレクション目線誘導がない。骨子のイリュージョンの素晴らしさも今ひとつだし、ユニークな秘密の建築社も歯車が連動するワクワクを書いて欲しかった。花火みたいな楽しさは伝わったけどハマらなかった。いっそ児童向けに振り切った方が良さが生きて面白そうだ。2024/10/17

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