創元推理文庫<br> 災いを秘めた酒

創元推理文庫
災いを秘めた酒

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 472p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488290016
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ガブリエルのもとにその手紙が届いたのは、聖アン祭の朝のことである。英国国教会の神父として完璧な人生を送る彼に、匿名の差出人は、過去のある事件を材料に聖職を放棄するように迫っていた。苦悩のあげくガブリエルは昔の恋人に助けを求めるが、調査の途上、事態は謎めいた変死事件へと発展した…。皮肉と悲しみ、そして生と死の交錯が感銘を呼ぶ、大型新人のデビュー編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

17
なかなかよかった。雰囲気もいい、ただしミステリとしては禁じ手なんじゃ、という感じだけど。イギリスってパブリックスクールのせいかゲイが多いんだなぁ。美味しそうなものもたくさん。イギリスびいきのアメリカ人が書いたというのもなんとなく納得。この先も読んでみたいけど、どういうシリーズなのかな2012/01/01

千賀葵

0
ロンドンの教会で起こる脅迫事件。教会のことってイメージしづらいから興味深く読めました。個人的には、ガブリエルよりもディヴィッドの方に好感を持てました。活躍してるのはほとんどディヴィッドなので、実質の主人公はデイヴィッドなのかな。イギリスの地方が好きなので、ブライトンやらヨークシャーやらの記述があったのもよかった。ガブリエルがどうしてあんなにモテるのかが、読後も謎のままである。2015/02/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/502986
  • ご注意事項

最近チェックした商品