出版社内容情報
故郷の大学に非常勤講師の職を得て、高校生の娘を連れ実家へ戻ってきたジョージアは、親友のシド（世にも不思議な、歩いて喋るガイコツだ！）と再会した。人間だったときの記憶のない彼が、見覚えのある人物と遭遇したのをきっかけに、ふたりはシドが生前は何者だったのかを調べはじめる。だが、その過程で忍びこんだ家で死体を発見、殺人事件の謎まで背負いこむことに……。たっぷり笑えてちょっぴり泣ける、ミステリ新シリーズ。
内容説明
大学講師の職を得て、高校生の娘を連れ故郷へ戻ってきたジョージアは、親友のシド（世にも不思議な、歩いて喋る骸骨だ！）と再会した。人間だったときの記憶のない彼が、見覚えのある人物と遭遇したのをきっかけに、二人はシドの“前世”を調べはじめる。だが、その過程でできたての死体を発見、殺人事件も背負いこむことに。たっぷり笑えてちょっぴり泣ける、ミステリ新シリーズ。
著者等紹介
ペリー，レイ［ペリー，レイ］ ［Ｐｅｒｒｙ，Ｌｅｉｇｈ］
フロリダ州ペンサコーラに生まれ、ノースカロライナ州シャーロットで育つ。現在はマサチューセッツ州ボストン在住。トニ・Ｌ・Ｐ・ケルナー（Ｔｏｎｉ Ｌ．Ｐ．Ｋｅｌｎｅｒ）名義でもコージー・ミステリやファンタジーの執筆、アンソロジーの編纂をしている。『ガイコツと探偵をする方法』がペリー名義では初の著作となる
木下淳子［キノシタジュンコ］
英米文学翻訳家。慶應義塾大学文学部卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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papako
76
なんとなく気になって。楽しかった！36歳シングルマザーのジョージアには親友シドがいる。彼は実はとてもキュートでお茶目なガイコツ。そんな彼は実は殺されていた。犯人探しをする二人、娘や秋田犬も加わって、にぎやかなミステリーでした。ガイコツと犬の相性が良いわけないですよね。オタクの娘は日本のアニメに夢中だったり、ガイコツのシドが『ソウルイーター』の死神様のコスプレしたり、楽しいおまけもいっぱい。訳も雰囲気にあっていて読みやすい。シドとジョージア、娘マディソンの家族写真、いいな。2018/07/03
Panzer Leader
64
ガイコツが歩けて喋れてパソコンも使いこなせる。なんで？どうして？なんて思わずにその設定を受け入れられれば、楽しく笑って読めるファンタジー・コージー・ミステリー。このガイコツのシド君がとってもいい奴で是非とも家にいて欲しい、一家に一人（一体？）。子供の頃見た映画「アルゴ探検隊の大冒険」の骸骨剣士がお気に入りだった自分も大満足のガイコツ物って、そんなジャンルがあるのか？ 2018/05/19
ナミのママ
58
高校生の娘を連れて実家に戻ったジョージア。実家の屋根裏部屋には、彼女が6歳の時から30年来も住み着いているガイコツのシドがいる。なんでガイコツが喋るのか、歩くのか、そんなツッコミはどうでも良くてただただ面白い。生前の記憶がないシド。ガイコツの存在を知らず暮らしている娘。過去を知るために知恵を絞り、トラブルに巻き込まれるが、ユーモアにとんだ会話でほのぼのと読み進めるうちに解決。肩を張らずに楽しめた。サイトをみると本国ではシリーズ作品だが和訳はあと1冊らしい。2021/05/17
たち
56
全編通して、とても楽しい本でした。シングルマザーのジョージアと彼女を優しく見守る骸骨のシド。この二人の関係がとてもいい。今回はシドの生前の秘密を主に探る話でしたが、これからのこの二人と、そして娘のマディソン、アキタ犬のバイロンを交えての、大活躍が待ち遠しいです！2018/05/26
yu
55
Kindleにて読了。ガイコツなのに、人間と同じように動けて、会話ができるシド。シングルマザーの非常勤講師の主人公は、子供の頃からの友達。あることがきっかけで、シドは自分が一体誰なのかを調べることに。突拍子もない設定なのに、なんだかジンとくるお話だった。2019/01/27
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