出版社内容情報
教祖の死は弟子の仕業か娘の仕業か。カリスマを失って混乱する教団をさらなる悲劇が襲う。デッカーらは教団の子どもたちを救おうと奔走するのだが……。シリーズ第11弾。
内容説明
教祖の死は権力を得ようとする特権弟子の仕業か、それとも遺産を受け継ぐ娘の仕業か。そればかりではない、教祖は大学教授時代にもかなりの恨みを買っていたらしい。カリスマを失って混乱する教団を次々と事件が襲う。子供が誘拐され、さらに第二の殺人事件が発生。思春期の息子をかかえ家庭内でも悩み深いデッカーは、教団の子供たちを救おうと奔走するが…。シリーズ第十一弾。
著者等紹介
高橋恭美子[タカハシクミコ]
関西外国語大学外国学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイゼナハ@灯れ松明の火
25
下巻はマージ大活躍の巻。子どもたちだけでも助けられてよかったというべきか…侵害者の中で生きていく選択をした彼らを、憐れみや同情ではなく受け入れられる世の中であったらいいのにね。『子育てか。世の中には人生の不確かさに対して許容範囲が広い人間もいるんだな』けれど、そこから得られる恵みに共感できるラストシーンは結構好きです。2011/12/04
み
18
派手な展開でした、カルト教団が舞台だもんね。マージの今後が気になります。そして、デッカー家の四足くんが亡くなってた…、淋しい。2024/08/11
ほちょこ
16
ひいきのマージが下巻で大活躍してくれたおかげで、リナのおちょっかいも家族幸せ小噺(笑)もなく、ちゃんとしたミステリに仕上げてくれた。強いて言えば、マージのガッツにスコットからのエールが欲しかったなぁ。2016/04/28
Koning
11
下巻に突入していきなりのブランチダヴィディアン状態とか。いや、しかしまぁ、息もつかせぬなんとやらというやつで。なかなかに楽しめました。つか、マージ格好良すぎるんですが(汗2013/01/10
じょじょ
5
長かった。実際にはいつも読んでるのと変わらない厚さだけど 精神的に疲れるからかな? これから先が気になる。2024/07/24
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