内容説明
飛ぶ鳥を落とす勢いの映画プロデューサー、ギル。彼のもとに、ある日一本のビデオテープが送られてきた。そしてそこには、数日前に焼き殺されたある俳優の断末魔の姿が、生々しく映しだされていたのだ。誰が、何のために?そうだ、幼なじみのマクレアリに調査を頼もう。いま彼は夫婦で私立探偵事務所を開いている…。甦る過去の怨念。クィン&マクレアリ・シリーズ第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橋川桂
7
初読の海外作家。夫婦探偵シリーズの2作目というまた半端なところから手を出してしまった。ミステリとして独立して楽しめるのは確かなんだけど、前作で主人公ふたりの出会いが描かれ、次作以降もその絆やすれ違いや描かれていく模様で、ロマンス小説としてちゃんと発行順で読まないとダメなシリーズっぽい。2018/03/24
まいぷ
0
図書館で借りた。夫婦になったクィン&マクレリアシリーズ第二弾。 マクレリアの幼馴染の依頼を引き受けた二人の話だが、シリーズ第二弾にして、妙に長年連れ添った夫婦みたいな空気感を感じつつ、新婚らしく「恋」してる部分もありつつ、なんとも不思議なカップル。そして、筆者の特徴なのか、終わり方がなんともあっけない。。。もうちょっとクライマックスを丁寧にして欲しい。映画っぽくしてるのか、「ドーン!終わりっ!」みたいな、「え?どうなったの?え?終わり?」っと、第一弾と同様の印象。続きも借りてるが、図書館で十分だな。2013/02/08