創元推理文庫<br> 怪物を捕らえる者は

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創元推理文庫
怪物を捕らえる者は

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  • サイズ 文庫判/ページ数 688p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488276157
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

聖母マリアの祠の裏、雪の下から16歳の少女の死体が発見された。遺体や服から移民の青年のDNAが見つかるが、刑事オリヴァーとピアが事情聴取をする前に彼は消えてしまう。捜査が難航するなか、田舎道で男が車にはねられて死亡する。男は裸足で、体には動物の咬傷や拷問の痕があった。彼はどこから逃げてきたのか――。ふたつの事件の捜査から導き出される、ドイツ警察を揺るがす最大の危機。大人気警察小説シリーズ最新作!


【目次】

内容説明

雪の下から16歳の少女の遺体が発見された。遺体や服から移民の青年のDNAが見つかるが、刑事オリヴァーとピアが事情聴取をする前に彼は失踪してしまう。数日後の夜には、田舎道で男が車にはねられて死亡。男は裸足で、体には動物の咬傷や拷問の痕があった。一体どこから逃げてきたのか―。ふたつの事件から導き出されるドイツ警察を揺るがす最悪の真相!シリーズ最新刊。

著者等紹介

ノイハウス,ネレ[ノイハウス,ネレ] [Neuhaus,Nele]
1967年、ドイツ、ミュンスター生まれ。夫が経営するソーセージ工場で働きながら、2005年に初の長篇ミステリUnter Haienを自費出版した。〈刑事オリヴァー&ピア〉シリーズ第一作『悪女は自殺しない』と次作『死体は笑みを招く』も自費出版し、地元の書店で絶大な人気を博す。その後、評判を聞きつけた老舗出版社ウルシュタイン社からの出版が決定し、2009年正式にデビューした

酒寄進一[サカヨリシンイチ]
ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@the_booby

43
毎回楽しませてもらってるシリーズは今回も裏切らない一冊。少女殺害事件が思わぬ方向へと舵を切り捜査11課の面々も衝撃の展開そしてオリヴァー警部はトラウマ級の悲劇に見舞われる。これは辛い、辛すぎるし立ち直れるのか心配です。売れっ子作家となった法医学者ヘニングが良い人に豹変。これは本のネタのためかと思ったけどそればかりじゃない気がするのでピアが心配だけど、ラストの決断はどうなる。あぁ~次作が待ち遠しいです!2026/03/26

mayumi

30
オリヴァー&ピアシリーズ第11弾。16歳の少女の遺体が発見され、移民の青年が容疑者として浮上する。しかし、彼は警察が事情聴取する前に失踪してしまう…というストーリー。ベーンケがいなくなった後の捜査11課は皆和気藹々としていて良い関係性を築いていると思っていたのに、その根幹を揺るがす大事件に言葉を失う。何より、壮絶な現場を目の当たりにしたオリヴァーのトラウマが心配。ピアもプライベートで困難な立場にあり、彼女に手を差し伸べる元夫ヘニングが良い奴だわ。次作からは新しい展開になりそうで楽しみ。2026/03/06

練りようかん

16
楽しみにしていた新刊、11作目。行方不明届が出されていた少女が遺体で見つかった。家族紹介の場面で引っ掛かりを覚え、容疑者のプロフィールがわかると1つの可能性を頭の隅に置いた。別の事件も被害者について調べると司法の問題がテーマに浮上、社会の不調を洗い出す順調な流れだったが、爆弾立て籠もり後の衝撃で急変。14年も一緒に働いてきたカトリーン、みんなへとへとでそりゃそーだよと思った。主役2人とも元配偶者の関係は次のステージに入っているのだが、彼等にはその次ステージが難しかった。社会犯罪小説の印象強く、面白かった。2026/03/29

ぎすけ

6
16歳の少女が行方不明になり遺体で見つかる。一方で車にはねられた男性の遺体に残った動物に噛まれた跡。ふたつの事件をオリヴァーとピア、そして彼らのチームがどうやって真相に辿りつくか。相変わらず分厚いけれど、2日で一気読み。出てくる人数が少し前に読んだ本の何倍もあるので、関係としては複雑ではないので、比較的把握しやすいと思う。個人的には◯◯が◯◯(文字数関係無し)だったということが、作者は予め想定していたのだろうか。2026/04/05

Ryo0809

6
ドイツミステリー女王の名を欲しいままにする女流作家の警察小説シリーズ。女子高校生の殺害を出発点に、警察や司法内部の関係者が関わった復讐組織による大事件が絡みながら展開するストーリー構成が良い出来栄えとなって、スリルに富んだ内容であった。法医学の内部描写も生々しい。良き仲間に支えられて、心理的なトラウマをどう克服するのかも、読み応えがあった。一方で、トラウマをうまく克服できないと、独善的な犯罪行動に走ってしまう。この対比もうまく描けている。犯人と司法との戦いを軸とした、ヒューマンドラマといえそうだ。2026/03/31

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