出版社内容情報
美人の愛妻とともにテディベア・ショーに参加したブラッドリー。今回は妻の自信作だけでなく、なんと自らが製作したダーティーベアリーも出展するのだ。そんな晴れ舞台の直前、暴力夫から救った女性がなんと有名な“にっこり天使のテディベア”の作家だったことが判明。だがその愛らしいクマの姿に似合わず、彼女の周囲にはなんだか険悪な空気がただよっている。好評、テディベア大好き元刑事と愛妻のおしどり探偵シリーズ第2弾。
内容説明
美人の愛妻とともにテディベア・ショーに参加したブラッドリー。今回は妻の自信作だけでなく、みずからが制作したベアも出展するのだ。そんな晴れ舞台の直前暴力夫から救った女性が、有名な(にっこり天使のテディベア)の作家だったことが判明。愛らしいクマの姿とは裏腹に、彼女の周囲には険悪な空気が漂っていた。テディベア大好き元刑事と愛妻のおしどり探偵シリーズ第二弾。
著者等紹介
阿尾正子[アオマサコ]
横浜出身。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
31
このシリーズ好きです、あと1作しかないようで残念です。この夫婦がイイ感じです♪地元じゃなかったからデルキャンブレさんは次作に出ないだろうなぁ、もったいないわ。2017/01/16
あつぼう
13
なんか微妙な展開で1作目の面白さがかすんでしまいました。前作同様癖の強いキャラが登場するけど事件の捜査の方が疎かで何ともスッキリしない読後感が残ります。テディベアが事件に絡んでくるけど個々のテディベアの特徴を頭に描く事が出来なかった。説明が悪いのかあつぼうの理解力がないのか(笑)。前作で活躍したティナ保安官やソ連のスパイのようなレストラン経営者セルゲイの絡みがなかったのが寂しかったなぁ~。セルゲイはお気に入りのキャラなんで次回に期待。それにしても文庫版(333ページ)で1000円って高すぎるでしょう。2012/01/01
のざきち
12
おしどり探偵シリーズ第二作。東海岸のテディベアショーに出かけた二人が事件に巻き込まれる。殺害方法が斬新ですが、諸先輩方の感想にもある通り真犯人は特定し易いので、ミステリ的な部分を期待されるのは本書には少々荷が重い気はします。それにしても仲睦まじいおしどり夫婦…こちらの方が照れくさくなります。2020/06/27
ふみえ
10
大金が絡むと可愛いテディベアも、醜い人間の争いに発展してしまうのね。ヤバいくらいテディベアが欲しくなってきた。2020/01/22
寧々子
8
元刑事、今はテディベア作家のバランスが悪くて、テディべア作家としてのブラッドリーが霞んでいる! テディベア・ショーの場面よりブラッドリーが尋問している場面が多すぎる! 事件捜査を担当する刑事たちとの場面も多すぎる! コージーなんだからショーやブースに並ぶテディベアの様子を書き込んで、ショーの雰囲気を楽しんだりディベアの可愛さを堪能させて欲しかった! テディベアのトリヴィアとか期待してたのにぃ~ コージーの部分を巧く書けていないうえに、ミステリーの部分も犯人が予想通りでつまらなかった~ 2011/12/11
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- 和書
- 蒼川愛という生き方。