創元推理文庫<br> 骨と作家たち

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創元推理文庫
骨と作家たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488253080
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

雪に包まれた大学の会館
ひとり姿を見せない同窓生
不穏な夜が明けて見つかる死体

アメリカ探偵作家クラブ賞受賞の
実力派作家が贈る傑作ミステリ!

著名な作家でもあった大学教授が悲劇的な死を遂げてから25年。その追悼式がひらかれる前日、教え子たちが大学の施設に1泊することになった。かつて創作に鎬(しのぎ)を削った彼らが旧交を温めるなか、激しくなる吹雪(ふぶき)。不穏な出来事が起きたその翌朝、階段の下で首の骨を折った死体が発見され──。ベテラン作家がミステリファンの心をくすぐるあの設定を、練達のテクニックで描く傑作! 解説=三橋暁

内容説明

著名な作家でもあった大学教授が悲劇的な死を遂げてから25年。その追悼式がひらかれる前日、教え子たちが大学の施設に1泊することになった。かつて創作に鎬を削った彼らが旧交を温めるなか、激しくなる吹雪。不穏な出来事が起きたその翌朝、階段の下で首の骨を折った死体が発見され―。ベテラン作家がミステリファンの心をくすぐるあの設定を、練達のテクニックで描く傑作!

著者等紹介

グッドマン,キャロル[グッドマン,キャロル] [Goodman,Carol]
2002年に『乙女の湖』でデビューし、現在までに25作以上の作品を発表してきた作家。The Seduction of Waterでハメット賞、The Widow’s HouseとThe Night Visitorsでエドガー賞のメアリー・ヒギンズ・クラーク賞を2回受賞し、著作は16以上の言語に翻訳されている。現在は家族とともにニューヨーク州のハドソンバレーで暮らす

栗木さつき[クリキサツキ]
翻訳家。慶應義塾大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

76
雪に閉ざされた建物と交差する過去と現在、そして1人ずつ殺されていく人々…まるで彼らの過去の作品に見立てられるかのように。まるであの名作を彷彿させるかのような正統派サスペンス。「彼女が見つかった時にまたここに戻ってくること」そう約束したネル達6人の大学生。過去の出来事を胸に秘めたまま25年、再び集まった彼らは吹雪に閉ざされた大学の中で一人ひとり死んでいく。1人だけ姿を現さない同窓生、彼らを告発するかのようなタイプライターの文書。ゴシック的な雰囲気と途切れない緊張感、ミステリマニアの好みを凝縮したような良作。2025/05/27

しゃお

27
著名な作家で大学教授だったモスの死から25年。その追悼式に出席するため、モスの教え子たちが大学の施設に集まるも、猛吹雪の中で悲劇が次々と起こるという、某有名作品へのオマージュたっぷりなミステリ。主人公のネルが情報を小出しにしかしないので、ある意味信頼できない語り手のようなものかも。その辺のフラストレーションが特に前半ではたまりますが、後半、悲劇が始まってからがゴシックホラーのような雰囲気もあり、特に最後にはあっと思わせる真相も待っていて楽しめました。前半を我慢できればきっと楽しめる一冊。2025/05/22

4
ドロドロの人間関係から真実が明らかになっていく過去編、ありがちだが使い方が上手い◯◯トリックが冴える現代編の2編の同時進行 中盤までは少し忍耐を強いられるが、途中から展開が速くなる  クリスティっぽく派手ではないが堅実で安定感がある2025/05/29

Abercrombie

4
信用できない語り手であるヒロインにより、教授の追悼式に集まった教え子たちが次々に殺されていく「現在」パート(殺害方法は彼らがかつて課題で書いた怪異譚どおりって設定があるのに、これは大して膨らまされない)と、学生時代の回想である「あの頃」パートが交互に語られ、取ってつけたようなロマンスも挟みつつ、ようやく真実が明らかになるストーリー。これって、いわゆる『吹雪の山荘』モノと見せかけた変わり種のイヤミスなんだろうか? こんな前向きな終わり方していい話じゃないよね。今時の本にしては活字小さめで読むのも大変。2025/06/14

やー

2
残念ながらあまり乗れなかった。そもそも学生生活の人間関係の話が好きではないし、25年たっても揃いも揃って(けっこうな肩書をもつ人がほとんどなのに)学生時代の延長みたいな狭い世界観でいるのが現実味がなかった。とはいえそれもミステリの仕掛けと言われれば仕方ないのだが。大学の創作サークルの雰囲気が好きな人は読みごたえあるかもしれない。 2025/07/07

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