出版社内容情報
宿泊客の不審死に、とんでもない悪ガキの世話、さらには女たらしのドアマンと、堅物の支配人バクスターの頭痛の種はふえるばかり。もちろん女主人セシリーの探偵癖も……。古き良き英国の香り漂う大人気シリーズ最新作。
内容説明
ここは紳士淑女御用達の隠れ家、ペニーフット・ホテル。暑い夏に賑わうホテルをよそに、支配人バクスターは不機嫌だった。新しいドアマンが、宿泊客になれなれしすぎるのだ。苦言を呈したものの、セシリーはとりあおうとしない。そんなとき、宿泊客がバルコニーから転落死した。ホテル内で起きた事件にセシリーがおとなしくしているはずもなく、堅物の支配人の憂鬱は深まるばかり。
著者等紹介
務台夏子[ムタイナツコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rokoroko
13
堅物の支配人の憂鬱の訳は新しいドアマンのイケメンかぁ~この巻もミステリーとして弱いけれどロマンス?家庭小説として楽しいや。2018/12/03
寧々子
12
誰が犯人かはスグにわかっちゃうけどサイドストーリーが面白かった♪ 可愛げのない実に憎たらしいイタズラ好きの男の子と、メイドのガーティの攻防は可笑しかった! セシリーとバクスターに時々訪れる何かが起こりそうな雰囲気はじれったい! けどバクスターの意味深は発言の真意は気になるなぁ~ それからアフリカから妻を伴い戻ってきたセシリーの息子は今後、物語にどう絡んでくるのか気になる~ 2012/12/27
himehikage
10
シリーズものとは知らずに読む。懐かしの2時間サスペンスドラマ風。がさつな言葉遣いのメイドがいい味出してる。カバー表紙も良い 2023/07/09
鏡也
10
やっぱり好きだよガーティ!お子様にも容赦ない口撃、罵詈雑言!次読むときは、ガーティの子供が生まれてるかな。登場人物が少ないので、犯人が絞れてしまうよね。。。ラストのバクスターで和んだ。2017/11/21
Jinny
10
ミステリとしては?でしたが、登場人物達が生き生きしてるからいいのだ。ペニーフットホテルの女性陣、なにやらいろいろな「愛情」に翻弄されていました。女たらしにビシッと一言いってのけたチャッブさん、かっこいい。ガーティーは妊娠中じゃなかったら、スタンリー坊ちゃんに圧勝間違いなしだったんだけど。そして最後のバクスターの一言が気になってしょうがない~2014/02/06
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