内容説明
ここはペニーフット・ホテル。田舎町バジャーズ・エンドにひっそりと建つ、紳士淑女御用達の隠れ家だ。ところがその静かな町で不審死が続発。ただでさえホテルにとって痛手なのに、そのうえ関係者がふたりも疑われているとあっては放っておけない。ホテルの女主人セシリーは、堅物の支配人バクスターの心配をよそに調査をはじめる。古き良き英国の香り漂う人気シリーズ第二弾。
著者等紹介
務台夏子[ムタイナツコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆりあす62
50
★★★☆☆ペニーフット・ホテルシリーズ2作目。人名の多さに自分で関係図を作成。特にミステリーの為間違ったら一生の不覚。作者にも申し訳ない。せっかくの謎解きを楽しまないとね。2016/04/05
えむむ
12
今回はホテルから村へ。この時代にも喫茶店てあったのね。お茶とお菓子がおいしそうすぎる!前回は話だけだったイアンが登場、元気なガーティとお似合い2024/04/14
rokoroko
10
シリーズ2作目 ホテルの支配人のバクスターと女主人が事件を解決する話。馬車やティータイムとか時代を感じさせるしわき役も良いミステリーを読むと言うより軽い読み物。電車のおともですね2018/11/28
夜の女王
10
☆☆ 灯台建設の関係者が次々変死。疑いはマデラインへ。友人への疑いを晴らすべく事件に首を突っ込むセシリー。それをハラハラしながらも結局は協力するバクスター。その辺のバクスターとセシリーの関係が相変わらず楽しい。ミステリーとしては前作の方が良かったけど、今回はレギュラー陣のキャラが面白い。特にイアンとガーティ。二人の関係がそこまでだったのが意外!イアン、ある意味尊敬するわ。2013/12/01
ごへいもち
10
この著者のものはもう読まないうつもりだったのに~w2011/12/05