創元推理文庫<br> ローズ・アンダーファイア

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創元推理文庫
ローズ・アンダーファイア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 509p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488252052
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

1944年9月。英国補助航空部隊の女性飛行士ローズは、戦闘機を輸送する途中でナチスに捕まり、ラーフェンスブリュック強制収容所に送られてしまう。飢えや寒さに苦しみながら過酷な労働に従事するローズが、収容所で出会った仲間と生き延び、地獄を脱出するための意外な方策とは――。数々の日記や手紙で構成された先の見えない展開と結末が胸を抉る。少女たちの友情と闘いを描く、『コードネーム・ヴェリティ』を超える傑作!

エリザベス・ウェイン[エリザベス・ウェイン]
著・文・その他

吉澤康子[ヨシザワヤスコ]
翻訳

内容説明

1944年9月。飛行士のローズは、戦闘機を輸送する途中でドイツ軍に捕まり、ラーフェンスブリュック強制収容所に送られる。飢えや寒さに苦しみながら苛酷な労働に従事するローズ。収容所で出会った仲間と生き延び、窮地を脱するための意外な方策とは―。戦争に翻弄される女性たちの絆と闘い。日記や手紙で構成された、先の見えない展開の果てに待つ圧巻の結末が胸を打つ傑作!

著者等紹介

ウェイン,エリザベス[ウェイン,エリザベス] [Wein,Elizabeth]
1964年ニューヨーク生まれ。ペンシルベニア大学で民俗学の博士号を取得。小型飛行機の操縦が趣味で、国際的な女性パイロットの組織、ナインティ・ナインズのメンバーになっている。1993年、アーサー王伝説を題材にした物語The Winter Princeでデビューする。2012年刊の『コードネーム・ヴェリティ』はアメリカ探偵作家クラブのエドガー賞ヤングアダルト小説部門を受賞したほか、アガサ賞、ゴールデン・カイト賞、カーネギー賞など数々の賞の最終候補になり、高く評価された

吉澤康子[ヨシザワヤスコ]
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

91
前作で響いてこなかったのに、次作も読んでしまった。今回もまた入りこめなかった。2020/05/30

54
「もうほかのだれにも同じことが起こってほしくない。もう二度と。」これはきっと原作者であるエリザベス・ウェインの願いだとも思いました。コードネーム・ヴェリティほど悲惨ではなかった結末に救われた。2018/09/10

oldman獺祭魚翁

51
帯の惹句に間違いなし。これは前作「コードネーム・ヴェリティー」を超える小説だ。荒れたヨーロッパの大地を詩的に唱い、素晴らしい詩を多く挟み込んだ、著者の表現力に脱帽する。2018/09/22

りつこ

41
天真爛漫なアメリカ人のパイロットの少女がドイツ軍に捕らえられ強制収容所に入れられてしまう。そこでの日々はまさに地獄。それでも捕らわれているポーランドやロシアの少女たちと友情を結び協力しあい知恵を出しあって生き延びようとする。こんな地獄のような日々を救うのは想像力とユーモアの反逆心。ローズの覚えている物語や詩を聞きたがり、彼女の創作する夢物語に群がる少女たちは本当に尊い。職長という立場にあっても良心を残し残酷に振る舞わなかったアンナにわずかばかりの希望を感じた。それにしてもしんどい物語だった。2018/12/01

minimu

34
物質は有限でも、言葉は無限だ。強制収容所の女の子たちが、言葉(詩)によって自己を保つところにぐっとくるものがあった。辛い描写が続く中盤だが、繰り返される「世界に知らせる必要がある」との思いを、読者は「受け取る必要がある」と思う。空を飛ぶ場面や、少女たちがペディキュアに見入る場面などが美しく特に印象深かった。2018/11/18

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