創元推理文庫<br> コードネーム・ヴェリティ

個数:
電子版価格
¥1,222
  • 電書あり

創元推理文庫
コードネーム・ヴェリティ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月19日 08時01分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488252045
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

第二次世界大戦中、イギリス特殊作戦執行部員の女性がスパイとしてナチスの捕虜になった。彼女は親衛隊大尉に、尋問をやめる代わりに、イギリスに関する情報を手記にするよう強制される。その手記には、親友である女性飛行士マディの戦場での日々が、まるで小説のように綴られていた。彼女はなぜ手記を物語風に書いたのか? さまざまな謎が最後まで読者を翻弄する傑作ミステリ。訳者あとがき=吉澤康子

エリザベス・ウェイン[エリザベス・ウェイン]

吉澤康子[ヨシザワヤスコ]

内容説明

第二次世界大戦中、イギリス特殊作戦執行部員の女性がスパイとしてナチスの捕虜になった。彼女は親衛隊大尉に、尋問をやめる代わりに、イギリスに関する情報を手記にするよう強制される。その手記には、親友である女性飛行士マディの戦場での日々が、まるで小説のように綴られていた。彼女はなぜ手記を物語風に書いたのか?さまざまな謎が最後まで読者を翻弄する傑作ミステリ。

著者等紹介

ウェイン,エリザベス[ウェイン,エリザベス] [Wein,Elizabeth]
1964年ニューヨーク生まれ。ペンシルベニア大学で民俗学の博士号を取得。1993年、アーサー王伝説を題材にした物語The Winter Princeでデビューする。同シリーズの4作目にあたるThe Lion Hunter(2007)はアンドレ・ノートン賞の候補になった。2012年刊の『コードネーム・ヴェリティ』はアメリカ探偵作家クラブのエドガー賞やヤングアダルト小説部門を受賞した

吉澤康子[ヨシザワヤスコ]
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

461
時は第二次世界大戦中、物語の主たる舞台は北フランスのオルメ。前半はゲシュタポに捕らえられたコードネーム‘ヴェリティ’の手記(内実はかなり複雑で、供述書の体裁を取りながら背後に‘ヴェリティ’を潜ませる)。そして後半は、その同じ時間を女性補助飛行士のキティホークの手記が埋めて行く。細部を丁寧に描くことで強いリアリティを確保しつつ、小説の推進力はいささかも減衰することがない。架空の戦記なのだが、本作が伝える‘ヴェリティ’(真実)は、フィクションゆえの力を持って読者に迫る。なんとも哀切で感動的な物語。2022/01/05

ミカママ

334
【原書】ううむ、どうして第1部をジュリーの独白めいた構成にしたかなぁ。おかげで最後までなかなか入り込むことができなかった。ラストあたりのマディーの告白には、確かにえええっ?!というどんでん返しが期待できる。ミステリーというよりは、史実に近い「お仕事小説」そして、ジュリーとマディーの友情の物語だと思うなぁ。NYタイムズのレビューで「再読しないと理解できない小説」みたいなのがあったのも至極か。ラスト、著者のあとがきで、納得できることも多かった。2018/05/02

ケイ

127
まだ大人になる手前の少女2人と戦争とナチ。手記の部分が読みにくく、何度か挫けそうになったが、最後までいけたのは読友さんのおすすめだったから。あきらめなくてよかった。戦争の前線の過酷さと戦士としての少女たちというテーマは、なかなかない読み応え。作者が女性パイロットだと後書きで知り、納得した。そして分かりにくい構成などもその辺にありそうだと思う。もうひとつ言えば、この作品がYA向けの分類になるためか、訳者が少女に語らせる言葉をかなり女の子調にしたからもあるのではないかな。2020/02/29

yumiko

106
読みにくいことこのうえなく、けれど長く険しい山道が続いた後に見えた景色は涙が出るほど美しかった。第二次大戦下のフランス、ドイツ軍にスパイとして捕らえられた女性は、なぜ手記を小説のように書いたのか…?驚きの展開や巧みな伏線は、すべて作者が凝らした技巧。でも私にはどうしても彼らが必死に叶えようとした、命を賭した作戦と思わずにはいられなかった。なぜなら彼らがまだ胸の中に生きているから。戦時でなければ出会うことはなかった二人。深く相手を思った行動が交差したあの一瞬、感想を書くために読み直し、また涙が溢れて困った。2018/03/11

のぶ

86
この本の帯に「謎」の第1部、「驚愕」の第2部「慟哭」の結末とある。この第1部の謎は伏線だらけで、かなり気を付けて読んでいかないと見落としてしまう。現に自分はそれを読み落としたために、驚愕も慟哭も残念ながら得られなかった。第二次大戦下のヨーロッパ。第1部でマディというイギリスの女性飛行士の活躍が描かれ、やがて捕虜になる。自分はその部分に目を奪われたために、作者の意図である本筋を見失ってしまったようだ。いつか再読し、驚愕と慟哭を突きとめてみたい。2017/05/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11542064
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。