内容説明
ナンシーと親友ふたりがお祭りで出会った母子。父親が行方不明で生活も苦しいらしい。なんとか助けてあげられないかと相談しつつの帰り道、三人は不審な火事に遭遇。ナンシーは現場であわてて逃げ出す男を目撃。さらに謎の本を拾い、がぜん探偵心を刺激される。新たに気になる男の子ネッドも加わり、少女探偵の捜査がはじまる。世界中で愛され続けるロングセラーシリーズ第七弾。
著者等紹介
渡辺庸子[ワタナベヨウコ]
法政大学(通信課程)日本文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kagetrasama-aoi(葵・橘)
25
「ナンシー・ドルー・ミステリ」シリーズ第七作目。2022/10/22
ikyo_01
8
誰かの力になりたい助けたいと思う人達と自分たちの利益しか考えない人達。今回もナンシー達の活躍で無事に解決を迎えました。最後まで諦めず一生懸命に考えて行動しているナンシー達、大人になってしまった今となってはワクワク感やハラハラ感を一緒には味わえないものの微笑ましく安心して読める本です。2010/10/13
鳩羽
5
とにかくヒロインとしてのナンシー・ドルーに輝きを感じられて、愛着を持つというのが相応しいシリーズだと思う。ミステリとか推理とかどうでもいいのです(笑)良い思いつきをそのまま実行に移す。それだけのことがどれだけ難しいか。そして人を幸せにするか。シンプルに生きなきゃならんと思いました。しかし高くなったな〜創元推理文庫。2010/09/30
千冬
3
今までの創元版ナンシー・ドルーの中で一番読みやすかった。ストーリーのテンポの良さもさることながら、今後レギュラーになる親友2人とヒーローの存在が脇を固めているのが大きいと思う。とりあえず、ナンシーの人柄を見抜く能力の高さは目を見張るものがある。2011/01/21
ASKA
3
火事と詐欺と行方不明の男性2人。正義感にあふれてまっすぐに行動するナンシーはやっぱりカッコいいと思う。お相手役登場できゃっきゃしている女子陣がかわいい!2010/11/17