創元推理文庫
九十歳の誕生パーティ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488248116
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

もと司書のミス・ティリーの九十歳の誕生日に町を挙げてのパーティを開くことに。家族世話に、新聞記者の仕事、殺人事件の調査にパーティの準備と主婦探偵は今日も大忙し!

内容説明

弁護士ボブが事務所でパートナーの死体を発見した。警察は自殺と判断したが、ボブはどうしても納得できず、ルーシーに調査を依頼。一方、元司書のミス・ティリーの九十歳の誕生日に町を挙げてのパーティを開くことが決まり、当然ルーシーもこき使われることに。思春期の娘や大けがをした夫の世話に、新聞記者の仕事、殺人事件の調査にパーティの準備、主婦探偵は今日も大忙し。

著者等紹介

高田惠子[タカタケイコ]
1951年広島に生れる。1974年津田塾大学学芸学部英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

32
「主婦探偵ルーシー・ストーン・シリーズ」第九巻。『九十歳の誕生日パーティ』今巻はシリーズの最初から登場しているミス・テリィーを巡る事件です。ミス・テリィーは九十歳になる独身女性、ルーシーがティンカーズコーヴに引っ越して来た時から、長らく司書をしてルーシーの相談相手になってくれました。でも段々と年老いてきて…。長寿について考えさせられる物語でした。そしてトビーとエリザベスが大学生に!トビーはなんだか大学が合わないのかしら?これからどうなるのかしら?大学に進学して何を学ぶのかは本当に重要ですよね。2025/04/23

はるき

23
事件究明もだけど相変わらず家族に振り回されるハリキリ主婦ルーシー。子どもたちも大分大きくなってきたけれど、母さん探偵の苦悩はまだまだ続きそう。地域密着というか身近に有りそうな事件でヒヤリとする。2016/05/12

ごへいもち

16
また凝りもせず読んだ好きになれないコージーだった。こんな働き方をする主人公も主婦1人に何もかもやらせてわがまま言ってる子ども達も気に入らない。免許証が失効してもあまり気にしていないような…あちらでは軽微な罪なの?2014/01/29

じゅり子

8
このシリーズももう9巻。正直あんまり好きな主人公ではない、ルーシー(笑)。子供達も生意気な子ばっかり。でもなぜか読んでしまうのでした。今回のが一番共感できた。なぜか、ルーシーが私の年に近づいてきているからなんだろう。といってもずいぶん下だけど(笑)。年齢を感じて焦る気持ちとか。さらにミス・ティリーの存在は大きいですね。ミス・ティリーが無事に90歳の誕生日を迎えることができてほんとによかった!ところでスーはほんとにルーシーの親友なんだろうか?あんまりそうとも思えないような言動(笑)。2013/06/02

rokoroko

7
ミス ティリーという元司書の誕生パーティ。殺人事件。夫の怪我。こどもの学業不振。仕事。年を重ねていく主人公。こんなにいろいろ起きたら、病気になっちゃう~設定の無理も解決の無理も飲みこんで、楽しい。アメリカのホームドラマみたい2014/05/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6705541
  • ご注意事項

最近チェックした商品