創元推理文庫<br> ヴァイキング、ヴァイキング (新版)

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創元推理文庫
ヴァイキング、ヴァイキング (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488246310
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

105歳の誕生日を目前に控えた豪快な女性ヒルダが切り盛りする農場で、怪しげな死亡事故が発生。実績を買われシャンディ教授が解決にかつぎだされるが、新聞記者の不手際で近くにあるルーン石碑の呪いが原因だ、いう噂が広まってしまい、やじ馬が悪夢のように押し寄せることに。 教授はまたも農業大学関係者や動物たちの力を借りて、事態に対処しようとするが……。愉快なミステリを求める読者にうってつけの、傑作シリーズ第3弾!

内容説明

地元紙の記者クロンカイトは、104歳の女性ヒルダへの取材で農場を訪れたあと、近くにあるというルーン石碑を見にいくが、途中で作男の死亡事故に遭遇してしまう。農場周辺ではその後も“事故”が続き、ヴァイキングの呪いが原因かとうわさがたつなか、シャンディ教授は右往左往しつつもやじ馬撃退と事件解決をめざす。温かなユーモア満載の、心から楽しめる傑作ミステリ。シャンディ教授シリーズ第3作。

著者等紹介

マクラウド,シャーロット[マクラウド,シャーロット] [MacLeod,Charlotte]
作家。1922年カナダに生まれ、51年アメリカに帰化した。ボストンの広告代理店に勤める傍ら、64年から小説を書きだす。78年に刊行した「シャンディ教授」シリーズの第一作『にぎやかな眠り』で人気を獲得。以後作品を次々に発表し、ユーモア・ミステリの女王と呼ばれるに至った。アリサ・クレイグ名義でも多数の作品を執筆、そのにぎやかかつ優しい筆致で多くの読者を楽しませた。98年、アガサ賞生涯功労賞を受賞。2005年没

高田惠子[タカタケイコ]
1951年広島に生まれる。1974年津田塾大学学芸学部英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しましまこ

21
ルーンの石碑と作男の死から始まるヴァイキングの呪い、キヨーレツ104歳のばあちゃんと、くたくたのシャンディ教授とティム教授。今回一番の見せ場はオーデーンにまたがった学長婦人、カッケー!そしてヘレンさんまで!終わり良ければ全て良し。面白かった。2018/09/09

あかぽち

14
もうこのシリーズは誰がカップルになるのかが楽しみになりました。ビッグな組み合わせで面白すき。事件もちゃんと起きるけど、推理もあるけど、やはり愛だよ!2022/03/04

寧々子

14
混乱を治めるためにシャンディ教授が招集するのが農業大学らしさが出てて楽しかった♪ 学長が活躍する場面も可笑し過ぎたけど、学長の大叔父のスヴェン翁が癖があり過ぎ! 102歳なのに104歳のヒルダに言い寄るんだから! シャンディ教授と妻のヘレンの会話も息が合っていて楽しい♪ 猫好きとしては2人がジェーン・オースティンと名付けた茶トラの子猫を飼っていたのが嬉しい♡ やたらと親戚関係が入り乱れた登場人物たちのせいで頭がクラクラしてしまったせいか、誰が犯人なのか全然わからなかった!2016/03/20

たち

12
最後の最後まで、犯人が誰かわかりませんでした。怪しい人は山ほど出てくるし、動機も色々考えられるのに、今ひとつはっきりしませんでした。田舎の街なので、人間関係が複雑で、相関図と家系図が欲しかったです。シャンディ教授シリーズの三冊目で、安定した一冊でした。2016/03/24

にゃんころ

8
登場人物の名前が覚えきれなくて途中から気にしないことにした。1番印象深いセリフは断トツで「かわいこちゃん!」まさかそんなロマンスが待っていたなんて!2019/08/31

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