内容説明
バラクラヴァ農大が誇る酪農管理の第一人者で、“牛乳配達”と仇名される変わり者の教授が、友愛会の秘密の会合にでかけたきり、忽然と姿を消した。悪妻にいやけがさしたか、はたまた、人さらいにあったのか?雲を掴むような探索に駆りだされたシャンディ教授は、意外な展開に目を白黒させる羽目に…。方向音痴のミステリ作家カトリオーナの奮闘も見物の、ユーモア第十弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
18
寂しいよ、シリーズ終わっちゃったよ。事件はアレなんだけど、結婚10年目でなおラブラブな教授とヘレンさん、エレガントなジェイン、いつものメンバーが楽しいんだよ。もっと読みたかったな。2018/10/07
ペルー
12
実際は2000年に読みました。読書記録が出てきたので、追加。いつも通り面白かった。
efu
8
とりあえずシリーズ読了しました。これが最後と思いながら読むと、ティムのことが全く出てこないのがかなりショックでした。「大好きな親友のティム」はどうなったの?でもシャンディ教授夫妻もそろそろ結婚十周年ということは、このシリーズも第一作からは十年ということですね。最初から高齢のティムを心配する箇所があったので、もう大学は引退したのかなあ?ちょっとだけでもティムの近況が知りたかったです。ということで、私の一番のお気に入りはティムなんだと納得。2016/02/27
たま@
7
シャンディ教授夫妻が結婚10周年だったことにびっくり。まさか、そこまで時が経ってるとは思わなかった。フェルドスター教授があんな大物だったとか、あの人がそんなんだったとは、といろいろ驚きのある一冊でした。2016/12/31
けいちか
6
シャンディ教授シリーズ最終巻。別に意図したわけではないと思うが、前巻では全く出てこなかった学長やクロンカイトが出て来て、何となく嬉しくなった。フェルドスター教授の変わりようが物凄いです。しかし、アメリカもご近所さんを家の中から見ているもんだなと思いましたよ。シリーズをまた第一巻から読みたくなりました。2016/01/19