創元推理文庫<br> 斜陽館殺人事件

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創元推理文庫
斜陽館殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488241094
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

英国貴族の館にて、
塔の書斎の密室殺人、
挑む流浪の名探偵。

英国探偵小説の伝統を継ぐ
ミステリの精華

伯父(おじ)、転落死。見えざる手により、投げ落とさる──。英国貴族の末裔である友人の電報を受け取り、一族の館へやってきたアンティ・ブジュレー。転落の直前、現場の塔の書斎からは争うような物音が聞こえたが、ドアの鍵を破られた室内に犯人の姿はなかったという。さらに伯父の最期の言葉を聞いた三人が、三通りに食い違う証言をし……。英国探偵小説の伝統を継ぐミステリの精華! 訳者あとがき=中山宥


【目次】

内容説明

伯父、転落死。見えざる手により、投げ落とさる―。英国貴族の末裔である友人の電報を受け取り、一族の館へやってきたアンティ・ブジュレー。転落の直前、現場の塔の書斎からは争うような物音が聞こえたが、ドアの鍵を破られた室内に犯人の姿はなかったという。さらに伯父の最期の言葉を聞いた三人が、三通りに食い違う証言をし…。英国探偵小説の伝統を継ぐミステリの精華。

著者等紹介

フィッツシモンズ,P.J.[フィッツシモンズ,P.J.] [Fitzsimmons,PJ]
イギリス生まれ。広告代理店勤務ののち小説の執筆を始める。2020年、「P・G・ウッドハウス+不可能犯罪」を目指した『斜陽館殺人事件』を発表。同作に始まる〈名探偵アンティ・ブジュレー〉シリーズの長編は10作を超え、英国ミステリの香気あふれる筆致と謎解きの妙により人気を博している

中山宥[ナカヤマユウ]
翻訳家。1964年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

M H

30
英国の館で密室殺人が起きて流浪の名探偵が謎に挑むなんていわれるとクラシカルな英国探偵小説だけど、これウッドハウスですから!流浪というよりプラプラしてる。い、一応執事も出てくるよ。作者は不可能犯罪とウッドハウスを合わせたかったらしい。うーん、読み味は8割くらい後者かな。謎解きに着目したい人だと饒舌でイライラするかもしれない。最初からユーモアミステリーだと思えば良い…かな?私は楽しかったので続編も読みたい。2026/09/21

スイ

17
作者が試みたのは、なんとP.G.ウッドハウス+不可能犯罪! 上手くいきますかねえ、とちょっと疑いながら読み始めたのだけど、面白かった! どちらもバランスよく、ユーモアとミステリを楽しめた。 ちょこちょこ吹き出しちゃったな、山羊のところとか。 キャラクターの造形もそれぞれ良かった。 ラストも好きな展開。 ぜひ続刊を!2026/09/17

だるま

17
主人公は働かずに親の遺産で悠々と暮らしている英国紳士のブジュレー。ある日、旧友から『叔父が転落死した。至急、来て欲しい』との電報を受け、旧友の住む館へ。現場の塔は鍵の掛かった密室。更に叔父の最後の言葉を聞いた3人の証言が、3通りに食い違う。ブジュレーは探偵役になり、密室と異なる証言の謎に挑む。最後に関係者全員を集めての謎解きがあり、良き時代の英国探偵小説を著者が継いでいく意思が見られて頼もしいが、物語中頃にある謎の一部の解明がやや興醒めだった。終盤の謎解きは、まあ納得。でも、皆が騒ぐ程の傑作とは言い難い。2026/09/17

クレイン

13
まぁ主人公が喋るとにかく喋る。ユーモア?も連発する。事件は意外とサクッと解決された印象を受けた。ユーモアをさくっと流せるのであれば、テンポ良く読みやすいように感じた1冊だった。 とはいえ定期的に思うがイギリスの貴族は色々とやりくりが大変なんだなと思う。ミステリーに出てくるのは没落してる貴族が多いからそう感じるのかもしれないが…💦2026/09/26

しゅー

8
★★★珍しく知らない作家さんを衝動買い。あとがきを見ると私の好きなウッドハウスへのオマージュとのことなのだ。最初の方はそのユーモアを少しくどく感じる。でも主人公が館に着いて登場人物が増えたあたりから読むスピードも上がってきた。ユーモア・ミステリは多いけど、こう言う方向性はありそうでなかったので大歓迎だ。単独作品としてインパクトあるわけではない。しかしシリーズ物として追いかけてしまいそうだな。2026/08/14

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