出版社内容情報
わたしヘザー・ウェルズ。元アイドル歌手で、今は学生寮の副寮母。現在数学の補講の担当教授とお付き合い中よ。とはいえ、なんでわたしが朝からランニングをしてるの？ わたしはね、でぶじゃないのよ、骨太なだけ。おまけにへとへとになって寮に出勤してみると、またしても殺人事件。いくら〈死の学生寮〉って呼び名を頂戴したからって、あんまりだわ。『プリンセス・ダイアリー』の著者の、オトナのための過激なミステリ第３弾。
内容説明
わたしヘザー・ウェルズ。元アイドル歌手で、今は学生寮の副寮母。現在数学の補講の担当教授とお付き合い中よ。わたしはね、でぶじゃないの、骨太なだけ。朝っぱらから不本意なジョギングでへとへとになって出勤してみると、またしても殺人事件。しかも死んでいたのは新しい上司。あんまりじゃない？オトナのための過激なミステリ第三弾。
著者等紹介
中村有希［ナカムラユキ］
１９６８年生まれ。１９９０年東京外国語大学卒。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寧々子
17
面倒見の良いヘザーは頼られると断れない優しいコだし、学生達に慕われているから自然と情報が集まり、事件に首を突っ込むつもりはなくても、次から次へと起こる厄介ごとに巻き込まれているうちに自然と事件にも関わっちゃうから仕方ない！ 大事な話をしている時でも目の前に美味しそうなスイーツがあれば、目が釘付けになっちゃうところがチャーミング♪ 犯人はちょっと意外なヒトで動機はちょっと拍子抜け！ まぁ、ヘザーも積極的に事件を調べようとはしていなかったし、恋の行方のほうが重要って感じだったからなぁ♡ 幸せな気持ちで読了♪2015/05/20
LUNE MER
16
行く先々で殺人事件に巻き込まれる探偵役…よりも同じ職場で短期間に独立した殺人事件が連続発生し、その都度自ら首を突っ込んでいく素人探偵(副寮母)…のほうが非現実的なんだろうけど抜群に面白い。ラストに犯人と室内で対峙して銃撃されるシーンなんて脳内ではマトリックスのあの演出で再現されて、殺されかけてるシーンなのについついクスクスしちまったよ。本シリーズは5作目まであるのだけど、本作のラストでみんながみんなハッピーに収まっていてなんだかここで大円団の感。2022/06/15
み
10
はっぴぃえんど♪ヘザーのパワーがベジタリアンにより下がり気味だったようなのが残念。面白いシリーズでした。2014/02/17
sena
9
心も体も成長したヘザー。身体は大きくても、いつも明るく元気なヘザー。サイズ１２，１４と順調に成長していっても、ちゃんと素敵なボーイフレンドもできた。そんなヘザーに元気を貰える。そして今回のタイトル「でぶじゃないの、骨太なだけ」なんて上手いタイトルなんでしょうか（笑）2011/12/28
キーにゃん＠絶対ガラケー主義宣言
8
ヘザー、階段の２段とばしができるなんて凄いじゃないか！そして万事丸く納まるなんて凄いじゃないか！(被害者はお気の毒、でもやな奴だ)。クーパーがやっと自分の気持ちに気づいてよかったよ〜。でもピザ???から苦情は来なかったのか(^^;)。すぐ訴訟になりそうなのに。2013/12/16
