内容説明
女優の夢破れ故郷ミシシッピ・デルタに帰ってきたサラ。ところが家計は火の車、相続した豪邸ダリアハウスも手放す寸前。お屋敷づきの幽霊ジティが、そうはさせじとそそのかす。「友人の愛犬をさらって身代金をせしめろ」。誘拐犯と交渉役、一人二役は大成功。だが、それを機にサラはセレブ相手の私立探偵を開業するはめに?おかしなコンビが活躍する、お洒落なコージー・ミステリ。
著者等紹介
下山真紀[シモヤママキ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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rokoroko
8
南部の大きなお屋敷を引き継ぐはずが資金不足。それで探偵稼業を始めることになったロマンスもありミステリーとしても読みやすいが幽霊の存在意義がないのに驚く・・孤独でないということだけか・・二作目図書館にあるのだけどどうしようか悩み中2020/02/18
じょじょ
6
そこまで古い時代の話じゃないだろうに 南部では未だにこんな感じなのだろうか?でも思ったよりは楽しかったみたいで一気読みだった。続いても読むかは微妙だけど。2021/12/25
sena
3
幽霊が出てくる必要ある?2023/05/23
じゅり子
2
再読。南部の女子(笑)の物語は好きですね〜。代々続く「ダリアハウス」に居着く幽霊のジティ(昔の黒人の召使い)のファッションがカッコいい!ヒロインのサラも一筋縄じゃいかないけど、友人の良家の子女(ダディーズ・ガールズと呼ぶ)のティンキーがいい味出してます。あとコラムニストのシーシー(サラの友人・今は女性で元男性)とかね。第二巻も再読済みだけど、以降の翻訳が続いてないのが残念でたまらず。2014/05/27
すわっち
2
面白かったけど、なぜか読むのにすごく時間がかかった。みんながしてきしてるように、やっぱり幽霊が出てくる必要がないかも。2013/09/01