創元推理文庫
まちがいだらけのハネムーン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488230050
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

出会ってたった五日で、中尉のイアンと結婚した看護師のミリエル。ハネムーンは、担当患者で、イアンのおじの邸宅に滞在することになった。だが、ふたりきりで過ごせるはずだった屋敷には、イアンの親戚一家が転がりこんでいた。癖のある人たちと生活する羽目になり、イアンの求婚に裏があることを知らされたうえ、リチャードが急死してしまい…。コミカル・ミステリの快作。

著者等紹介

三橋智子[ミツハシトモコ]
横浜生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hydrangea

13
同作者の3冊目を読了しました。途中までは人物構成が頭の中でごちゃごちゃしてましたが、慣れてくれば各章が短いのでちょこちょこ読み進められます。何だか、昔懐かしい海外ドラマを見ている感じでしょうかね。章立ての最後が次回に続く書き方になっているのが面白いところです。全体の長さもコンパクトなので、ちょっとした時間に読み進めることもできて楽しめるシリーズでした。2015/05/05

ごへいもち

8
家族構成を確認しているうちに終章になってしまったw。こういうユーモアがすごく好き⇒ヒロイン・ミリエルが疲れきって自室に戻ると探偵が待ち構えていてひそひそ声で「ひとりか?」ミリエル「そう思ったのに!」とベッドに倒れこむ2011/02/12

ブルーローズ

4
原題は「The Black Honeymoon」で、このブラックタイトルはもう何冊も出ているとか。タイトルもひきつけられますが、大丈夫、夫婦がどうの、という話ではないのですいすい読めます。ミステリ部分は手抜きなし。ちゃんと伏線あり。それと時代考証あり。2011/02/02

J・P・フリーマン

3
一つの屋敷の中で繰り広げられるドタバタ劇。主人公が、ことあるごとに新郎や探偵と衝突ばかりしているので、テンポが悪い印象を受けました。犯人に意外性はあったけれど、ほかにこれは面白いといったところはない。2017/10/03

tsubamegou

3
金持ち老人の付き添い看護婦ミリエルは、老人の甥リチャードと恋に落ち電撃結婚。その直後、老人が死亡し、ミリエルに嫌疑が。その上、リチャードは財産を守るために結婚した疑いも・・・。ミリエルの孤軍奮闘ミステリ。裏表紙にはコミカルミステリとあったが、ライトではあるが、コミカルというほどではない。ミステリ部分は、わりに本格的。気軽に読めて、それなりだと思う。残念ながら面白いとは思わなかったけど。2010/05/29

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