内容説明
目覚めると、わたしはオーストラリア横断鉄道の車中に。でも、自分の名前も何もかも思い出せない!初対面のおじさん一家や自称婚約者の青年医師とメルボルンで合流するや、さらに奇怪な出来事が続発、とうとう殺人事件まで!容疑をかけられたわたしは、終点パースに着くまでに記憶を取り戻し、犯人を突きとめることができるのか?サスペンスとユーモアあふれる鉄道ミステリ。
著者等紹介
三橋智子[ミツハシトモコ]
1965年横浜市出身。国際基督教大学教養学部語学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
53
【鉄道月間・27冊目】 1944年作品。果たして「わたし」の記憶は戻るのか。ラストまで最大の気がかりな謎として、事件の行方を左右する。果たして自分が犯人なのか。アメリカ人のはずなのに、なぜかいきなり、オーストラリア大陸横断鉄道の、長い長い汽車旅の中にいる。「わたし」が誰なのか、思い出せない不安をかかえるヒロインだが、他の乗客の異様さが妙にユーモアを感じさせ、雰囲気は暗くない。大陸の車窓が単調なのか、車内の出来事と会話と乗り換えで、物語を引っ張っていく。戦時中の発表という雰囲気を何も感じさせないのには驚く。2022/04/22
hydrangea
19
こちらは初読の作家ですが、姉妹による合名作品なんですね。ダブルデイ社から出版された際には「ユーモアと殺人」のジャンルに分類されていたということで、肩に力を入れず、気楽に読み進められます。時代が感じられる1作です。邦題がいいですね!2015/04/25
本木英朗
17
オーストライラの女流ミステリ作家のひとり(というか、姉妹なんだけど)である、コニス・リトルの長編のひとつである。目覚めると、わたしはオーストライア横断鉄道の車中に!という話から始まる。ミステリ部分はぜんぜんダメであるのだが、オーストライアを舞台にした小説と考えると、まあそこそこかな、うん。でももういいや、俺的には。……とりあえず以上です、ハイ!2023/04/16
きりん
11
(毎度のことながら、たぶん)再読。わたしの頭も題名のような記憶のなさ…。コージー的なシチュエーションながら、ちゃんとした筋道もあるし、犯人に腹落ちするし。しょっちゅうお茶や食事をしてる汽車の旅も楽しく、車窓のオーストラリアの荒涼とした雰囲気も主人公の心情と合って、なかなかよかった。こういうの、わたしは好き。2026/04/16
言音 / 放置気味…。
9
目が覚めたら記憶喪失になってたっていう設定が良い。 親戚一同のやりとりが面白い。特にジョーおじさんとエスターおばさんのやりとりは笑える。 おしゃまなアイリーンも可愛くて好き。 最後の方の説明は、もうちょっと詳しくしてほしかった。2012/10/08




