創元推理文庫<br> 白夜に沈む死〈上〉

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創元推理文庫
白夜に沈む死〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488227050
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

油田開発の欲望が渦巻く北極圏の町
サーミ人の青年、石油業界の元大物
連続する不審死に特殊警察コンビが挑む
23の賞を受賞したシリーズ第2弾

石油景気に湧く沿岸の町ハンメルフェスト。町に侵入するトナカイをめぐりトナカイ所有者と住人とのトラブルが絶えない。そんななかトナカイ所有者の青年がトナカイの移動中に死亡、数日後同じ場所で市長が死体で見つかる。腑に落ちないものを感じたトナカイ警察のクレメットとニーナだったが、クレメットの叔父が撮った写真に、怪しげな人影が……。日の沈まない夏の北極圏、北欧三国にまたがり活躍する特殊警察コンビが事件を追う。

内容説明

石油景気に沸く沿岸の町ハンメルフェスト。町に侵入するトナカイをめぐりトナカイ所有者と住人とのトラブルが絶えない。そんななか、トナカイ所有者のサーミ人青年がトナカイの移動中に死亡、数日後同じ場所で市長が死体で見つかる。腑に落ちないものを感じたトナカイ警察のクレメットとニーナ。日の沈まない夏の北極圏、北欧三国にまたがり活躍する特殊警察コンビが事件を追う。

著者等紹介

トリュック,オリヴィエ[トリュック,オリヴィエ] [Truc,Olivier]
1964年フランス生まれのジャーナリスト。フランスの新聞社『ル・モンド』の北欧特派員を20年以上つとめる。ドキュメンタリー映画やTV番組製作にも携わり、ノンフィクションも執筆したのち、本シリーズで小説デビュー。母国フランスで熱狂的に迎えられ、シリーズ第1作『影のない四十日間』はミステリ批評家賞、813協会賞などを受賞したほか、英訳版はCWAインターナショナル・ダガー賞の最終候補作にもなった

久山葉子[クヤマヨウコ]
1975年兵庫県生まれ。神戸女学院大学文学部英文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

65
トナカイ警察シリーズ2作目。太陽が昇らない極寒の前作から時は過ぎ、今作は20時間以上も明るい季節を迎えたノルウェー。トナカイの群れは餌場を求めて移動し海を渡る。それだけでもビックリだったが、この土地がいわくつき。先住民やトナカイの大切な自然豊かな場であるとともに、原油や天然ガスも眠っている。となれば確執も伴う。最初にトナカイの群れが海に沈んだ。近くで 見守っていたトナカイ所有者が巻き込まれた。そこから繋がる不審死。今回もストーリー展開はゆっくり。歴史と風土を楽しみながら下巻へ。2023/02/02

キムチ

54
2作目とあるが お初の作家。前作を読まずとも流れに沿っていける。何せ、白夜とあって、一日の活動時間が長ーい・・ストーリーもゆったりというか。サスペンスというより、非日常の世界に起こる稀有な現象とそこに絡む人間の生臭みが実に新鮮な驚き。とはいえ人、金、セックス、蠢く権益の奪い合いは 世界共通 同じ色合い。減圧室での酸素セラピーとその効果は驚かされる。トナカイ警察という名前は可愛い響き。トナカイ所有者と新規参入の入植者らの軋轢は世界中散見している先住民問題と酷似している。WWⅡ後の独の圧政で苦しい時期を経た後2023/07/14

25
トナカイ警察の2作目。今作は、前作と逆に太陽がなかなか沈まない季節です、大変なエリアなんですね。お話しは、トナカイ所有者やサーミ人、地下資源開発が絡んでます。小説から社会勉強できるなんて!お得だわ~。下巻に進みます。2023/03/04

TOMIKA306

12
シリーズ2作目。今回は夏の話ですが、まず最初。4月22日/日の出 3:31/日の入 21:15/日照時間 17時間44分/昼間の気温:3度 と言う表記にぶっ飛びました。全く想像出来ない世界。夏場に白夜があると言う事はもちろん知っていたけれど。(北海道の夜明けも想像を絶する早さである事をつい最近知りました) 今回はトナカイ牧夫が事故死した数日後に市長が転落死。その後も数人事故死?と言う展開です。海底資源や土地と先住民族とトナカイが絡んでいます。前作よりおもしろいかも。2024/06/19

ハルト

12
読了:◎ 先住民であり、トナカイ所有者のサーミ人と、町の住人たちが、トナカイを巡って争っている。そんな中、サーミ人の青年がトナカイ移動中に死亡し、別日にまた新たな死体が見つかってしまう。トナカイ警察として、サーミ人と町の住人たちとの対立に奔走するクレメットとニーナ。白々とした太陽が沈まない町での事件は、石油開発を巡り、さらに事件が起こる。夏でもどこか閉塞感がある町の中での事件は、クレメットの謹慎をも生み出す。ちょっと衝撃的なところで終わっていたので、早く下巻へ。2023/03/22

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