創元推理文庫<br> ボニーとクライドにはなれないけれど

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創元推理文庫
ボニーとクライドにはなれないけれど

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488223083
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

あたしは、強盗だった彼と恋に落ちた。
犯罪から足を洗って新しい人生を始めるため、
旅に出た恋人たち。
でも各地で事件に巻きこまれて――
アガサ賞新人賞受賞の連作ミステリ短編集!

コンビニ店員のルイーズは、学費のために強盗をしにきた青年デルと恋に落ちた。ふたりはデルの学位取得を契機に、まともな人生を始めることにする。不動産業を営むデルの姉を手伝うために車で旅に出たが、なぜか次々に事件や犯罪が起き、そのたびに新たな土地へ向かう羽目に。窃盗を疑われ、ワイン泥棒に加担し、教会では強盗の人質にされ……。デルとルイーズの安住の地とは? チャーミングな恋人たちを描く連作ミステリ短編集。

内容説明

コンビニ店員のルイーズは、学費のために店に強盗に入った青年デルと恋に落ちた。ふたりはデルの学位取得をきっかけに、犯罪とは無縁の人生を始めることにする。デルの姉の仕事を手伝うために車で旅に出たが、なぜか次々と事件に巻きこまれる羽目に。窃盗を疑われ、ワイン泥棒に加担し、教会では強盗の人質にされて…。チャーミングな恋人たちを描いた連作ミステリ短編集!アガサ賞新人賞受賞の連作ミステリ短編集!

著者等紹介

東野さやか[ヒガシノサヤカ]
英米文学翻訳家。上智大学外国語学部卒業

テイラー,アート[テイラー,アート] [Taylor,Art]
アメリカ、ノースカロライナ州出身の作家。アンソロジーの編者としても活躍。ジョージ・メイソン大学で文芸創作を教える。2019年に「イングリッシュ398:フィクション・ワークショップ」でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀短編賞を受賞。その他、アガサ賞最優秀短編賞、アンソニー賞、マカヴィティ賞などの受賞歴もある短編小説の名手。2015年発表の『ボニーとクライドにはなれないけれど』は2016年のアガサ賞新人賞の受賞作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゃお

28
なんとキュートな物語。バイトしているコンビニに強盗に入ったデルと恋に落ちたルイーズ。クライムノベルでありロードノベルでもあるんですが、時に読んでいて辛くなるようなお話もあるものの、二人の距離感が描かれる様子がなんとも心地いい。個人的には年間ベスト級、邦題も秀逸な連作短編集で、とても大好きな一冊になりました。2025/06/18

M H

27
邦題が秀逸ウ!な連作短編。主人公はもちろんボニーとクライドではなく、学費のためにコンビニ強盗に入ったデルと彼に恋して行動をともにするルイーズだ。ルイーズの視点で軽妙に時に切なく、ハートウォーミングに物語は進んでいく。…個人的には犯罪が軽く扱われている感が強くてかなりキツイところがあった。正当化しようとするルイーズの内面描写に堪えられず、良い場面はあっても結末までもやもや。それを緩和するための「極寒」とまで。心が狭くてすみません。2025/05/14

空猫

25
タイトル通りあの名作映画の2人と設定は同じだが、犯罪はせず、真っ当に生きようとするも、トラブルに巻き込まれ別の場所へと逃げねばならなくなり…の短編集。人は死なないが全くほのぼのしてないコージーミステリ。言葉遊びが多いのはご愛嬌としても、 ボニーとクライドになりきることができない中途半端なキャラ達と展開とに、イマイチ楽しめなかった。 2025/05/12

アプネア

10
コンビニ店員が押し入った強盗と恋に落ち、各地を転々とする連作短編集⋯。このカップルはわりと、短絡的に犯罪を犯したりするため、行く先々で揉め事に巻き込まれます。ただ、世界に翻弄される空虚な存在のようにも見えるのだが、時折、挟まれる感情の発露が、トリガーとなり物語を駆動させ、その喜怒哀楽が読み手にバンバン伝わってくる。たまに、こういう作品に出会えるから、翻訳小説はやめられない。2025/06/29

有理数

8
コンビニ強盗がきっかけで出会った「デル&ルイーズ」が、各地を転々としていくミステリ・ロードノベル。正直デルの魅力がそこまで分からず、また「犯罪とは無縁な生活を求めて……」という触れ込みの旅なのに、結構普通に犯罪に手を染めるので、そのあたりのギャップにかなり苦労した。ただ、後半の二編「極寒」「ウェディングベル・ブルース」は出色の出来。特に「極寒」は、ルイーズの丁寧な心理描写がとにかく冴え渡っていて、結末も切ない。全体的にミステリとしての見所はあまりないが、独特な空気のクライムロマンスとして楽しめました。2025/06/22

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