内容説明
古い大学町周辺で次々に発見される惨殺死体。両眼をえぐられ、両腕を切断され…。同じ頃別の町で起きた謎の墓荒らし。二つの事件の接点は何か?フランス司法警察の花形警視と、いなか町の若き警部がたどり着く驚愕の真相。殺人者の正体は?死んだ少年の墓はなぜ暴かれたのか?「我等は緋色の川を制す…」という言葉の意味するものは?仏ミステリ界期待の大型新人登場。RTL‐Lire文学賞受賞。
著者等紹介
平岡敦[ヒラオカアツシ]
1955年生まれ。早稲田大学文学部卒業。中央大学大学院修了。現在中央大学講師。主な著書に、カダレ『誰がドルンチナを連れ戻したか』、ぺナック『カービン銃の妖精』、『子ども諸君』、カサック『殺人交叉点』他多数
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