創元推理文庫<br> イタリアン・シューズ

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創元推理文庫
イタリアン・シューズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 407p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488209247
  • NDC分類 949.83
  • Cコード C0197

出版社内容情報

恋人との人生で一番美しい約束を
果たすため、男は旅に出る
〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉の著者、
北欧ミステリの帝王が描く、
孤独な男の贖罪と再生、そして希望の物語

ひとり小島に住む元医師フレドリックのもとに、37年前に捨てた恋人がやってきた。不治の病に冒された彼女は、白夜の空の下、森に広がる美しい湖に連れていくという約束を果たすよう求めに来たのだ。願いをかなえるべく、フレドリックは島をあとにする。だが、その旅が彼の人生を思いがけない方向へと導く。〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉の著者が描く、孤独な男の再生と希望の物語。

内容説明

ひとり小島に住む元医師フレドリックのもとに、37年前に捨てた恋人がやってきた。不治の病に冒された彼女は、白夜の空の下、森に広がる美しい湖に連れていくという約束を果たすよう求めに来たのだ。願いをかなえるべく、フレドリックは島をあとにする。だが、その旅が彼の人生を思いがけない方向へと導く。“刑事ヴァランダー・シリーズ”の著者が描く、孤独な男の再生と希望の物語。

著者等紹介

マンケル,ヘニング[マンケル,ヘニング] [Mankell,Henning]
1948年スウェーデン生まれ。作家、舞台監督、劇作家。“刑事ヴァランダー・シリーズ”の第1巻『殺人者の顔』でガラスの鍵賞を、第5巻『目くらましの道』でCWA賞のゴールドダガーを、更にSvenska gummist¨ovlarで同賞のインターナショナルダガーを受賞。他に児童書やエッセイなども書いた、人気実力ともに北欧ナンバーワンの作家である。2015年没

柳沢由実子[ヤナギサワユミコ]
岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

61
氷に閉ざされた孤島に1人で暮らすのはどういう感じなんだろう。66歳のフレドリックは自ら隠遁生活を選択した。美しくも厳しい自然描写と、偏屈で好人物とは言えないフレドリックの日々が綴られていく。きっかけはいきなり現れた37年前に捨てた恋人、それも死に近づいたハリエットの訪問だった。少しずつ繋がり広がっていく人とのかかわり、封印した過去の紐解き。人、動物の死、自らの老い。登場人物たちのわがままかつ自分らしい生き方、こうやって生きられたらいいなとふっと思った。2023年続編発売予定。2022/10/22

NAO

56
スウェーデンの小島に、たった一人で住んでいるかつて外科医をしていた男の前に若い時に捨てた恋人が現れたときから始まる物語は、人生を放棄し孤独に苛まれていた主人公の再生の物語だ。彼の投げやりな生き方は過去にしてきた悪行に対する罪の意識から来るものだったのか。それを見ずに済まそうという逃げ腰だったのか。だが、目の前に現れた自分が捨ててきた女性たちとともに動き、向かい合おうとしなかった事柄と真摯に向き合うことで、主人公の意識が変化していく。読めば読むほど主人公は倫理観の全くないとんでもない男で、⇒2024/01/14

タツ フカガワ

52
小さな島に老犬、老猫と暮らす66歳の元医師フレドリックの前に、37年前に捨てた恋人ハリエットが現れ、昔、美しい湖に連れて行くと言った約束を果たしてほしいという。彼女が余命いくばくもないと知ったフレドリックは湖を目指して旅に出る。悔恨と反省のなかに振り返る人生と、旅をきっかけに出合う女性たちから得る刺激的な生活。ミステリーという思い込みで読み始めたら、これが大間違い。誤解を恐れずにいうならば、とても素晴らしい老人小説で、ただいまヘニング・マンケルの認識を大修整中。今年読んだ忘れられない一冊になりました。2023/04/23

鴨ミール

37
いつものシリーズものではないので、最後まで読めるか不安だったがハリエットが突然登場したあたりから面白くなった。この小説は若い人にはさほど響かないかもしれないが、私のように高齢者一歩 手前になると身につまされる。そして共感する部分も多くなる。哀しい場面もあったがそれはやはり現代のおとぎ話化させないために必要だったのかもしれない。最高の小説をありがとうと筆者に言いたいが亡くなっていて悲しい。2024/04/17

空猫

37
ミステリでなくある男性の再生(?したのか?)の話だった。 フィンランドの美しい季節の移り変わりと、独り暮らしだった彼の前に次々と女性が関わるようになった描写が淡々と続いて。…主人公が嫌い…レビューとして使いたくないけど、この作品ではつい言いたくなる。何かあれば逃げてばかりだし、あんな事もこんな事もムカつくだけだ。昔の恋人からいきなり姿を消したのも本能で逃げたと勘ぐりたくなる。そしてその彼女も娘も何だかなぁ。最後まで読んだけど途中で何度も止めようと思ったよ。2023/01/20

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