創元推理文庫<br> スケープゴート

個数:
電子版価格
¥1,599
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

創元推理文庫
スケープゴート

  • ウェブストアに63冊在庫がございます。(2025年05月05日 10時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488206079
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

【名作ミステリ新訳プロジェクト】
自分と瓜ふたつの相手に
なりすます羽目になった男の運命は……
『鳥』『レイチェル』の著者による予測なサスペンス

【名作ミステリ新訳プロジェクト】人生に絶望していた英国人ジョンは、旅先のフランスで自分と瓜ふたつの男ジャンに出会う。引っ張られるままに飲んだ翌朝目覚めるとジャンの姿はなく、持ち物すべてが消えていた。呆然とするジョンは、彼をジャンと信じて疑わない運転手に流されるまま家に連れていかれる。ジャンは伯爵だが所有する工場は経営が危うく、家族間はぎくしゃくしていた。手探りでジャンになりすますジョンだったが……。名手による予測不能なサスペンス。

内容説明

人生に絶望していた英国人ジョンは、旅先のフランスで自分と瓜ふたつの男ジャンに出会う。ふたりで飲んだ翌朝目覚めるとジャンの姿はなく、持ち物全てが消えていた。呆然とするジョンは、彼を主人と思い込んだ運転手に伯爵であるジャンの城に連れていかれ、ジャンになりすますことに。だがジャンの工場を経営が危うく、家庭は歪みを抱えていた。名手による予測不能なサスペンス。

著者等紹介

モーリア,ダフネ・デュ[モーリア,ダフネデュ] [Maurier,Daphne du]
1907年ロンドン生まれ。祖父が高名な作家で画家、父が舞台俳優兼演出家、母が舞台女優という芸術家一家の三人姉妹の次女として生まれる。1931年作家デビュー、1938年の『レベッカ』が世界的なベストセラーとなった。コーンウォールの荒々しい自然を愛し、夫との間に三人の子供をもうけた。1989年没

務台夏子[ムタイナツコ]
英米文学翻訳家。訳書にオコンネル『クリスマスに少女は還る』『愛おしい骨』『氷の天使』、デュ・モーリア『鳥』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

79
「名作ミステリ新訳プロジェクト」による1冊。ゴシック風な雰囲気と高まっていくサスペンス要素、結末を読者に委ねるようなほろ苦い余韻が実にデュ・モーリアらしい物語。退屈な人生に絶望していた英国人のジョン。彼は旅先のフランスで自分に瓜二つのジャンに出会う。すっかり意気投合して飲み明かした2人だが翌朝ジャンは消え、ジョンは彼を自分の主人だと勘違いした運転手にジャン伯爵の城へ連れて行かれることになる。疑惑や不信感だらけの家族の歪みが産み出す不穏な空気。なりすました男が迎える衝撃の結末とは?全く予測不能なストーリー。2025/03/01

信兵衛

20
サスペンス小説ではありますが、昨今のようなエンターテインメントとは異なる、極めて文学的香りの高い作品。 情景描写といい登場人物描写といい、深いものがあります。その辺りがデュ・モーリア作品の魅力でしょう。2025/04/12

本の蟲

18
『レベッカ』が有名なサスペンス作家長編。天涯孤独な英国人ジョンは、旅先のフランスで自分と瓜二つの人物ジャンと出会う。二人で飲んだ翌朝、彼はジョンのパスポートや荷物、車と共に消えていた。流されるまま身代わり生活をおくることになるが、ジャンの家族や家業は問題を抱えており…。最初は無責任に身代わりを続けるジョンに苛立つも、工場や家族を再生させようとする姿勢を、いつしか応援していた。しかし結末には納得いかねー! 物語として破綻しておらず、こういうラストも有りと言えば有りだが、誰も幸せにならない未来しか見えない2025/04/03

Kotaro Nagai

18
長編第12作、1957年刊行。主人公の英国人ジョンはフランスで自分とそっくりの人物と出会う。その人物は伯爵を名乗る貴族出身で無理矢理入れ替わることになってしまう。こう書くとサスペンスものでは使い古されたよくある設定だが、人物の造形と心理描写が巧みなせいか飽きさせない。少しずつジョンは伯爵家の複雑な家族事情と経済を知っていく。最終章でタイトルの意味がわかる。普通の作家なら力技でハッピーエンドにするかもしれないが、そうはならないところがデュ・モーリアらしい。「それでいいのかい、ジョン?」と言いたくなる。2025/02/17

アヴォカド

10
面白かった。『レベッカ』ほどとは思われないが、『原野の館』より断然いい。どうしてこうも作品によってばらつきがあるのかな。2025/02/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22362918
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品