内容説明
ジョンの祖先が残した東インド会社にまつわる不可解な合意書。航行中に消息を絶った帆船の謎。そこに秘められた意味を彼に示唆した不遇の事務員ジョージまでもが、長年の宿願の成就を目前にして殺害された。すべての事件の原因は自分にあると思い悩むジョンは、固有名詞辞書執筆に没頭するが…。世界の読書人を驚嘆させた大バロック歴史小説。壮大な謎の真実がついに明らかに。サマセット・モーム賞受賞作。
著者等紹介
青木純子[アオキジュンコ]
1954年生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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