創元推理文庫
容疑者たちの事情

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488198046
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

最愛の夫が逝って四年、仕事で知り合ったばかりの女性からのパーティの誘いに応じたのは、そろそろ新しい生活への第一歩を踏み出したかったから。それなのに、パーティの最中に肝心の女主人が墜落死、その第一発見者が自分だなんて!ローズはもちまえの好奇心と観察力を発揮、友人たちの心配をよそに事件の調査にのめりこむ。コーンウォールの魅力満載のライトミステリ第一弾。

著者等紹介

山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鴨ミール

31
シリーズの最終巻まで読んでしまったけど、寂しくてまた1巻から読んでみました。するとなんとローズは、ジャックのことを「死んだタラの目をした」男って思ってた🤣🤣 どんな目よ(笑)ローズの好奇心旺盛なところには、あまり共感出来なくて、最後に犯人に襲われるところも、「あ〜😰」って感じです。そして、それが最終巻まで続くのですが、なぜか好きなシリーズになってるのが不思議です。2024/02/22

鴨ミール

31
殺人事件は解明されても、やっぱり動機がよくわからなかった。女性も怖いですね。 主人公が犯人に襲われる場面は怖かった。主人公の家の窓から見える景色が見てみたいなと思った。続編も読みたい。2021/10/27

冴子

23
イギリスのコーンウォールを舞台にしたライトミステリー。翻訳が「肩甲骨は翼のなごり」と同じく方だったみたいで、読みやすかった。ストーリーも楽しめたが、最近読んでる翻訳本では、何故か未亡人が刑事と恋に落ちるパターンばかり。彼女が事件に首を突っ込む理由が不明かなぁ。嫉妬深い妻の話が面白かった。イギリスでは首を突っ込むというのを鼻を突っ込むと表すらしい。2020/05/22

bapaksejahtera

15
作り上げた感がある推理小説に乗れず途中で断念、本書に移る。絵かきだが身過ぎの為写真を取って暮らす女性。4年前に夫を癌で失ない一人で暮らす。近くの邸宅の主婦からパーティーに呼ばれたその夜、女主人が屋敷の高所から墜落死。どうやら犯罪らしいという冒頭。本作の謳い文句のライトミステリの意味か判らないが、ありそうな設定でストーリーもすんなりと進み、最後に波乱もあってめでたく終わる。得になった気分でゆっくり眠れる。コーンウォール出身の作家が同地を愛情深く描く舞台環境も嬉しい。歳を取ってからは女性作家が気に入ってきた。2024/10/18

J・P・フリーマン

12
イギリス、コーンウォールを舞台にしたミステリ。絵と写真で生計を立てているローズが、招待されたパーティで主催者の死体を見つけてしまう。持ち前の好奇心から独自の調査を始めるというストーリー。事件関係者が進んでローズと接触したり、重要な話を漏らすのはなんだかご都合主義という気がしました。1訊いたら10返ってくるってみたいで、なんだかできすぎで。警察関係者でもなく、被害者ともそれほど親しかったわけではない人物を捜査に関わらせるために、形の合わないパズルのピースを強引にねじ込んだもの見せられた気がします。2020/03/15

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