創元推理文庫
悪魔は夜はばたく (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784488193065
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

「メアリー・バーゲンか…」透視能力者メアリーに追いつめられ、警察に射殺された殺人犯は、なぜ最期に彼女の名を呼んだのか?それは新たな大量殺人の前兆だった。その夜から襲いかかる、凄惨な幻想とポルターガイスト。そして、事件は彼女自身の忌まわしい過去さえもよみがえらせる!ベストセラー作家の原点となった傑作ホラー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さるる

13
【悪魔の書 2016/06/06 6PM】再読にもかかわらず、てっきり超自然的なストーリーかと思っていたのだが。どちらが彼女のヒーローになるんだっけ、こっち、いやあっちか、と作者の思惑にまんまと引っ掛かってしまった。メアリーは自分でもそう話しているが、人にいろいろ委ねすぎ。そこが気になり始めると話し方まで気に入らなくなってくるので困った。まあ最後には自分自身で過去の悪夢とも犯人とも対決したので本当は強い女性だったのだな。もう少し犯人の心の闇を覘きたかったような気がする。2016/06/07

Tetchy

6
今回もサイキック物で、主人公はこれから起きる殺人事件が予見できる能力をもった女性。これが同時に事件を解決出来るような知力と腕っぷしを持ち合わせていないのがミソ。だが今回はあまりに売れる小説を書くことに専念したクーンツのあざとさがいやに目立った。特に犯人が早々と判っているのにも拘らず、じれったく引っ張っていく嫌らしさ。あからさまなミスリードの数々。それに冒頭の犯人が主人公を名指しするエピソード、あれは一体何だったの!?2009/05/14

May

2
読了21作目。1999/04/01

ねーさん

2
スリリングな展開でぐいぐい読めた。 吐き気がするほど凄惨な事件が続く。 でも目を背けず読み切れたのはメアリーのキャラクターか。展開の旨さか。 ミスリードも含めてとてもよくできた長編だった。2022/04/19

Auristela

2
コウモリが可哀想(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)2017/05/08

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