出版社内容情報
【東京創元社創立70周年記念企画 ミステリ・セレクションベスト1】
伝説的、傑作。
驚嘆のサスペンスと謎解きの興趣
オリーヴ・マーティン──母親と妹を切り刻み、それをまた人間の形に並べて、台所に血まみれの抽象画を描いた女。無期懲役囚である彼女には、当初から謎がつきまとった。凶悪な犯行にも拘らず、精神鑑定の結果は正常。しかも罪を認めて一切の弁護を拒んでいる。かすかな違和感は、歳月をへて疑惑の花を咲かせた……本当に彼女の仕業なのか? MWA最優秀長編賞に輝く戦慄の物語。
内容説明
オリーヴ・マーティン―母親と妹を切り刻み、それをまた人間の形に並べて、台所に血まみれの抽象画を描いた女。無期懲役囚である彼女には、当初から謎がつきまとった。凶悪な犯行にも拘らず、精神鑑定の結果は正常。しかも罪を認めて一切の弁護を拒んでいる。かすかな違和感は、歳月をへて疑惑の花を咲かせた…本当に彼女の仕業なのか?MWA最優秀長編賞に輝く戦慄の物語。
著者等紹介
ウォルターズ,ミネット[ウォルターズ,ミネット] [Walters,Minette]
1949年、イギリス生まれ。幼少期から頭抜けた読書家であり、雑誌編集者を経て小説家となる。1992年にミステリ第1作『氷の家』を発表。いきなり英国推理作家協会(CWA)最優秀新人賞を獲得する。続いて第2作『女彫刻家』でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)の最優秀長編賞、マカヴィティ賞長編賞受賞。1994年に『鉄の枷』で、2003年には『病める狐』でCWAゴールド・ダガー賞を受賞。名実ともに現代を代表する“英国ミステリの女王”として活躍している
成川裕子[ナリカワヒロコ]
1951年沖縄に生まれる。1975年香川大学経済学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すずな
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