創元推理文庫<br> 大忙しの蜜月旅行

個数:
電子版価格
¥1,500
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

創元推理文庫
大忙しの蜜月旅行

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月27日 22時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 661p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784488183134
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

とうとう結婚へと至ったピーター卿と探偵小説作家のハリエット。従僕のバンターと三人で向かった蜜月旅行先は、〈トールボーイズ〉という古い農家。ハリエットが近くで子供時代で過ごしたこの農家を買い取り、ハネムーンをすごすのだ。しかし、いざ着いてみると、屋敷は真っ暗で鍵がかかっており、待っているはずの前の所有者は見当たらず……。巨匠セイヤーズによる、シリーズ最後の長編が新訳でついに登場。後日談の短編も収録。

内容説明

とうとう結婚へと至ったピーター・ウィムジイ卿と探偵小説作家のハリエット。従僕のバンターと三人で向かった蜜月旅行先は、“トールボーイズ”という買い取ったばかりの農家。前の所有者が待っているはずなのに、家は真っ暗で誰もいない。訝りながらも滞在していると、地下室で死体が発見されて…。シリーズ最後の名作長編がついに創元推理文庫に登場!後日譚の短編も収録。

著者等紹介

セイヤーズ,ドロシー・L.[セイヤーズ,ドロシーL.] [Sayers,Dorothy L.]
イギリスの作家。1893年オックスフォードに生まれる。オックスフォード大学を卒業後、広告代理店でコピーライターの仕事をしながら、1923年デビュー。味わい豊かな作品群は、今なお後進に多大な影響を与え、ミステリの女王としてクリスティと並び称されている。57年没

猪俣美江子[イノマタミエコ]
慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

252
★★☆☆☆ ピーター卿シリーズ最終作。 前作でついに結ばれたピーターとハリエットのハネムーンを描いた推理要素ありの恋愛小説。 個人的には、肝心の恋愛パートが生々しくて好きになれない。推理要素は短編で十分な程度の小さなものだしね。 いつも名助演のバンターも、本作ではちょっと嫌味な単なる貴族お抱え執事に成り下がったように感じた。 まぁ最後まで理知的だがめんどくさい性格のハリエットのことを好きになれなかったのが大きいかな。彼女のキャラクターを受け入れることができれば印象は変わるはず。2022/02/17

NAO

77
ついに結婚したピーター卿だが、ハネムーンを過ごすはずの家で死体が見つかり、またもや事件に巻き込まれてしまう。事件とは別に描かれる、貴族の暮らしぶり、考え方なども、興味深い。ピーター卿の良き理解者で彼を最愛の息子といってはばからない母親のデンヴァー先代公妃と、貴族であることを鼻にかけているピーターの兄嫁ヘレン、ふたりとも生粋の貴族なのだが、その性格も考え方も正反対だ。この二人の言動は、イギリスの貴族を象徴的に描いているといえるだろう。2020/12/10

中原れい

58
やっと全部読み終わった!そういえば創元文庫版の「前の」はないのね?新しい表紙だけじゃなく、訳者も変わっていて、いなかの方々もあまり大げさにしゃべらなくなってるのが、読みやすいやら寂しいやら。殺人とトリックと謎解きとは独創的ではないかもだけど、ピーターのいい方向への変わりかけやらハリエットの思いやら先代公妃の機転やらが読み応えあって楽しかったし、忙しさに追い詰められてバンターが他人を怒鳴る珍しさもマルw 何年後かの後日談も愉快。他人の家に住み込んで大きな顔するの時々小説で見るけど信じがたい神経。2023/12/13

cinos

45
3ケ月ほどかかって読み終わりました。これでウィムジィ卿の長編は制覇!ハネムーンの先の農家の地下室で死体が見つかり、ウィムジィ卿が事件の解決に乗り出しますが、ハリエットとの愛情と理解を深めてくのがメインのようで、しかしさすがのトリックには唖然としました。警視との引用合戦は笑いました。おまけもついて大満足な一冊です。2020/06/08

Masa

15
読了。久々のピーター・ウィムジィ卿、堪能しました。冒頭にあったとおり、ミステリ要素は少なめですが、これはこれでいいものだなぁと思いながら読みました。セイヤーズのこのシリーズはやっぱり読んでいて楽しいです。文章の楽しさ、美しさみたいなものがしっかり伝わってきて、上質の文章というのが翻訳でもしっかり伝わってきます。時代がじだいであれば、ピーター卿みたいな人間になりたかったといつも思うのです。後日談も楽しくて良かった。やっぱりシリーズ毒はしたいなぁ。2020/03/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15099959
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。