感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
9
大久保訳で滑らかで分かりやすく古風な言い回しもあまり目立たない、ちょっと古雅と言った感じのシンプルな短編集。36年以降登場の探偵だからだいぶ近代的な環境と風俗的時代性を錯覚して、入り込むのに若干の齟齬を来した。イネスからして06年生まれで、ホームズ時代の作家でもなく黄金時代も後半の新時代派の作家と言う認識だとの事。アプルビイもインテリ派だが、ファイロ・ヴァンス程でもなく某ザレスキーの後だと余計優しく思える程。文学的素養が無いと楽しめない取っつきにくさとは言え、夫婦で捜査に当たる所など楽しめる面が多い印象。2017/10/14
timeturner
7
予想を裏切る(?)面白さ。古いゴシック邸宅とか鉄道とか田舎とかシェイクスピアとか遠回しなユーモアとかいったイギリスらしいものが好きな人にはたまらない味わいだと思う。2016/04/15
ホームズ
3
ブックオフで100円だったので再読(笑)チェスタートンの次にあまり相性の良くない作家さんでどうも読みにくい。内容はそれなりに面白いんですが何となく頭に文章が入ってこないというか・・・。『ハンカチーフの悲劇』はシェークシピアの『オセロー』を読んでから読んだほうが楽しめたかな(笑)『死者の靴』『ロンバード卿の蔵書』が面白かった。2009/11/06
ホームズ
2
シャーロック・ホームズのライヴァルたち。2007/08/18
氷沼
1
蔵書一覧を見直していたら、こちらに登録していなかったので登録。コメントは再読した際に