創元推理文庫<br> 忘却のパズル

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創元推理文庫
忘却のパズル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488162047
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

アルツハイマー病を患っているジェニファーに、殺人容疑がかけられてしまう。殺されたのはジェニファーの親友である女性で、なぜか死体の右手は4本の指が切断されていた。手を専門としていた整形外科医だったジェニファーは重要参考人として事情聴取を受けるが、病気のせいで、体調次第では親友のことさえ思い出せない。彼女の曖昧な記憶や独白など、パズルのピースのように断片的な記述が描き出す衝撃の真相。「記憶」を失っていく語り手が紡ぐ衝撃のミステリ! ※『忘却の声』改題・文庫化。

内容説明

アルツハイマー病を患うジェニファーに殺人容疑がかけられる。殺されたのは彼女の親友で、なぜか死体の右手は4本の指が切断されていた。手を専門とする整形外科医だったジェニファーは重要参考人として事情聴取を受けるが、病気のせいで、体調次第では親友のことさえ思い出せない。彼女の曖昧な記憶や独白など、パズルのピースのように断片的な記述が描き出す衝撃の真相とは。

著者等紹介

ラプラント,アリス[ラプラント,アリス] [LaPlante,Alice]
作家、ジャーナリスト。スタンフォード大学などで創作講座を持ち、指導を行っている。2011年に発表した『忘却のパズル』は初のフィクション作品で、医療・健康を扱ったすぐれた文学やノンフィクションに与えられるウェルカム・ブック・プライズを受賞。さらにCWA(英国推理作家協会)ゴールド・ダガーの候補、バリー賞最優秀新人賞、マカヴィティ賞最優秀新人賞の最終候補となる

玉木亨[タマキトオル]
1962年東京都生まれ。慶應大学経済学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キエリボウシミミズク

4
殺人事件の容疑者とされたジェニファーはアルツハイマー性痴ほう症を患っており、正確な記憶を保てていない。はたして事件の真相は? ジェニファー視点で進行する物語の中で彼女の痴ほうが悪化していく様子がよくわかり、単にミステリとして読む以外にもいろいろと考えさせられる一冊でした。2018/10/27

あっこ

2
アルツハイマー型認知症を患う元整形外科医に殺人容疑がかけられる。被害者は彼女の友人。2人の間に何があったのか……。。。認知症の主人公の語りで展開していくので、時々抽象的で、話がつかみづらい。でもきっと驚愕のラストが待っている!!と思って頑張って読みました。が、まぁ、、、、ありがちな展開でした。引っ張ってこれか、みたいな。私介護士なので、スタッフとのやりとりとか、「あるある」みたいなところが興味深かったりはしました。んーでもそれくらいかな。。。2021/02/21

J・P・フリーマン

2
殺人容疑をかけられた認知症患者の主観という作品は初めてでした。小説というのはおおむね物語のラインが存在してそれに沿って話が進みますが、この作品はジグソーパズルの欠片を一つずつ見ているようなものです。彼女の認知症は程度が軽い日もあれば重い日もある。家族のことがわからなければ、過去に飛んでいく日もある。殺人の容疑者なんだけど、彼女はそれすらも理解していない。認知症のリアルがあります。ただそれだけに非常に読むのに疲れるものとなっています。人間は「わたし」がなくなったら何が残るのか。そう考えさせられる作品でした。2018/05/06

Tomio

1
アルツハイマー病の主人公が語る物語なので、描写されている内容と物語の筋がぼやぼやしている。 それこそパズルを組み立てるように、真実を憶測する。 しかし、わけがわからなくてつらい。ページ数はやたら分厚く、展開も遅い。 しかし、あらすじにある〈衝撃の真相〉とやらが気になる。 早く読み終わりたい。頼むよ、〈衝撃の真相〉よ。最後の最後に、あっと驚かせておくれ。と、じりじりと読み進めた結果、 〈衝撃の真相〉のインパクトの薄さに衝撃を受けた。 アルツハイマー病の追体験はできるのかもしれない。2019/05/02

0
電子書籍。語り手がアルツハイマー病の女性という斬新な話。ミステリーとしては複雑怪奇なものではないけれど、語り手の意識があちこに飛んでしまうので真相が見えない。むしろ、アルツハイマー病が進行していく過程だとか、日によって違う態度、そういう自分を自覚している時、曖昧でも合わせようとする時、合わせるどころではない時、そういうリアリティな心情や、住み込みの介護人、息子や娘、職員の対応など、これでもかと描かれ、圧倒される。何を忘れ、何を覚えていて、何を忘れられずにいるのか、そんなことも考えてしまう話でした。2017/10/23

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