創元推理文庫
珊瑚の涙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488149055
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ハワイ出身の駆け出し小説家のわたしが書いた作品が映画化されることになった。ハワイの本当の姿を再現するため、先住民の村の撮影許可を求めて故郷に向かったが、思い出の村では祭壇に生贄が捧げられ、秘密の儀式が行われているようだ。黒魔術を行うカフナが村に住んでいるのか。映画出演を夢見たフラダンサーの死体はどこに消えた?南の島が鮮烈に香り立つ、シリーズ第二弾。

著者等紹介

高橋まり子[タカハシマリコ]
1965年東京都出身。共立女子短期大学文科第一部英語専攻卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

J・P・フリーマン

6
ハワイを舞台にしたミステリ。まだハワイが州に加わる前の雰囲気が色濃く伝わってきます。土地を巡る問題がストーリーのバックボーンにありますが、ミステリとして本書を読むと、適当な部分が目立つ気がします。結局、最初の殺人の殺害方法が明かされなかったし、殺人の証明ができず作者が強引に終わらせた印象が強いです。2019/09/28

旅猫

2
自分たちと違う文化と出遭った時、品性って試されるんでしょうかね。お気楽な観光客として旅行したいハワイですが、この本を読んで少しは違う視点も持てるのではないかと思います。2010/04/06

ばにらん

1
殺人事件の舞台はハワイ。でも大リゾート地ハワイでなくはなくてもっとディープなハワイが描かれているのが魅力的。2012/05/30

寧々子

1
ジャニスの故郷のオアフ島が舞台なので彼女が活躍するのかと思ったら。。。頼りない!! 結局は冷静に状況判断して動くリリーに助けてもらいっぱなし~  コージー・ミステリーなので都合よすぎる展開に目を瞑れば、リゾート色の強いハワイではなく濃い自然に彩られたハワイを感じることができます。 原始的な風習のあった古いハワイ文化やハワイ語が雰囲気を盛り上げ、異国情緒を堪能できる物語に仕上がっています♪2010/07/15

ヨリ

0
The kahuna killer,1951 ハワイの美しさ。なのに出てくる人がみな怪しく見える。嘘がひとつのキーワードかな。いろんな理由で人は嘘をつくんだね。ラストの『ルアウ』がいいね。日本なら地引き網?浜は祭りのようだけど(金子みすゞ)みたいな。2015/04/04

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