感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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ＤＶに耐えかねて夫を殺す登場人物を「悪女」と断じる訳者あとがきに時代を感じる。2008/03/03
シャルル・ルコック
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『未亡人』愛人と共謀して夫の殺害を計画した妻には、罠が待ち受けていた…。『罪への誘い』会社の経営権をめぐって憎み合う兄弟と、彼らを操る美女の企みとは…。2編の心理サスペンスを収録。いずれも殺人者の視点による傾叙形式を取りながら、トリッキーなどんでん返しを織り込んだ構成でとても面白い。特に『罪への誘い』での緻密に張り巡らされた伏線、二転三転する意外などんでん返しの連続は見事。前者はアニー・ジラルド主演で映画化され、日本では多岐川裕美、山本陽子の主演で2回ドラマ化。後者は秋吉久美子主演でドラマ化されている。2019/01/04
