創元推理文庫<br> 動く標的

創元推理文庫
動く標的

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488132040
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

60
探偵リュウ・アーチャーシリーズ第1弾。〔再読〕ハメット、チャンドラーと、ハードボイルド界の御三家と呼ばれる。作家としては5作品目の長編に当り、本作と次の作品「魔のプール」ではチャンドラー風のスタイルをベースにしていると感じます。よって3作品目「人の死に行く道」からのアーチャーが、本当のアーチャーらしいと思っています。物語は、テキサスの石油王が誘拐され依頼に応えて調査をしてゆくと、裏社会の絡む殺人事件に巻き込まれて行くもの。中盤迄粘り強く調査するアーチャーが、後半一気にギアチェンジするのは見所で楽しめます。2016/11/25

しゃお

24
いつ以来ぶりかの【再読】。プロットも展開もキャラクターの造形も、いま読んでみると少し荒っぽい印象。でも最後の捻りがいいですよね。ミランダとのやり取りの中でリュー・アーチャーの語るセリフにしびれます。実はロスマクは次の『魔のプール』までしか読んでなくて、名作と誉れ高い作品を未読。これを機会に読みたい。2024/10/09

おうつき

18
何気に初ロスマク。ハードボイルドはあまり素養が無くてチャンドラーを数冊読んだ程度なのだが、思っていたよりもずっとハードルが低く楽しめた。古典である事を差し引いても展開の荒さが見受けられるが、軽い読み物としては丁度良かった。この後のシリーズではタイトルを知っている作品も多くあるので楽しみ。2022/01/11

ホームズ

14
ヤフオクでだいぶ前にアーチャーのシリーズをまとめて購入したので再読(笑)軽く読んでいく分にはちょうどいい感じの作品。ロス・マクドナルドは後半になってから評価が高い作品が多く出るんですね~。初期の作品はそれほど評価は高くないらしい。2012/05/06

ホームズ

10
表紙がポール・ニューマン(笑)カッコいいな~(笑)イメージが固定されてしまったけど。リュー・アーチャーのキャラクターが良いですね(笑)事件は後半ちょっと駆け足になってしまった感じがあったのが残念。楽しめたんですけどね(笑)映画の方も見てみたくなったな~。今度借りてこよう(笑)2011/10/15

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