出版社内容情報
別れを告げるということは、ほんの少し死ぬことは。
ハードボイルド派の巨人チャンドラーの最高傑作を
名手渾身の翻訳で贈る決定版。
テリー・レノックスという酔っぱらい男と友人になった私立探偵フィリップ・マーロウは、頼まれて彼をメキシコに送り届けることになった。メキシコからロスに戻ったマーロウは警官に逮捕されてしまう。レノックスが妻殺しの容疑で警察に追われていたのだ。しかし、レノックスが罪を告白して自殺したと判明。マーロウのもとにはレノックスからの手紙が届いた。ギムレットを飲んですべて忘れてほしいという手紙だったが……。『大いなる眠り』、『さらば愛しき女よ』と並ぶチャンドラーの代表作。愛と友情を描いた不朽の名作を名手渾身の翻訳で!
内容説明
酔っぱらい男テリー・レノックスと友人になった私立探偵フィリップ・マーロウは、テリーに頼まれ彼をメキシコに送り届けて戻ると警察に勾留されてしまう。テリーに妻殺しの嫌疑がかかっていたのだ。そして自殺した彼から、ギムレットを飲んですべて忘れてほしいという手紙が届く…。男の友情を描くチャンドラー畢生の大作を名手渾身の翻訳で贈る新訳決定版。
著者等紹介
チャンドラー,レイモンド[チャンドラー,レイモンド] [Chandler,Raymond]
1888年、アメリカ合衆国シカゴ生まれ。両親の離婚後、母親とともにイギリスに渡り、ロンドンのパブリック・スクールで教育を受ける。英国籍を取得し、海軍省勤務、新聞記者を経て、1912年にアメリカに戻る。第一次世界大戦後に小説を書き始める。1933年に“ブラックマスク”誌に「脅迫者は射たない」を発表したのを皮切りに執筆活動に専念。1939年に発表した長篇第一作『大いなる眠り』は、フィリップ・マーロウものの第一長篇でもある。同書並びに『さらば愛しき女よ』、『長い別れ』はチャンドラーの傑作長篇として名高い。1959年没
田口俊樹[タグチトシキ]
1950年生まれ、早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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