創元推理文庫<br> マルタの鷹 (新訳版)

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創元推理文庫
マルタの鷹 (新訳版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488130077
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

【名作ミステリ新訳プロジェクト】

ハードボイルドの原点にして最高峰を
名手・田口俊樹の新訳で贈る!
非情を貫く私立探偵サム・スペード登場

ある若い女性が私立探偵サム・スペードに依頼したのは、駆け落ちした妹を連れ戻すことだった。ところが駆け落ち相手だという男を尾行していたスペードの相棒も対象の男も殺されてしまう。依頼人は何か隠している……。そしてスペードは、謎めいた女と鷹の像をめぐる抗争に巻き込まれていく。非情を貫くハードボイルドの原点にして完成形ともいうべき傑作を名手による新訳で贈る! 解説=諏訪部浩一

内容説明

ある若い女性が私立探偵サム・スペードに依頼したのは、駆け落ちした妹を連れ戻すことだった。ところが駆け落ち相手だという男を尾行していたスペードの相棒も対象の男も殺されてしまう。依頼人は何か隠している…。そしてスペードは、謎めいた女と鷹の像をめぐる抗争に巻き込まれていく。非情を貫くハードボイルドの原点にして完成形ともいうべき傑作を名手による新訳で贈る!

著者等紹介

ハメット,ダシール[ハメット,ダシール] [Hammett,Dashiell]
1894年アメリカ合衆国メリーランド州セントメアリーズ郡生まれ。高校中退後様々な職につき、20歳でピンカートン探偵社ボルティモア支社に入社。第一次大戦中は陸軍に従軍。除隊後、探偵社の仕事に復帰したが、従軍中に得た肺疾患により調査員の激務に耐えられず職を辞し、小説で身を立てることに。探偵社時代の経験を生かしたコンティネンタル・オプものの短編小説が雑誌に掲載されるようになり、長編第一作として『血の収穫』を書き上げる。劇作家リリアン・ヘルマンとの長期にわたる恋愛関係は有名。1961年没

田口俊樹[タグチトシキ]
1950年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゃお

26
読書会前に会場に向かう新幹線の中で再読。新訳で物語の構図、輪郭が分かりやすくなり、登場人物それぞれについても深く考えることができました。とはいえ全てが分かったとは言えないのはやはり自分の理解力の無さのせいでしょうか(笑)。ラストももしかして嘘ばかりで真実はいかに、とかだったらどうしようとかも思いました。2025/06/28

しゃお

26
小鷹信光氏版で何度か読んでいるハードボイルド小説の元祖を田口俊樹氏による新訳版で再読。とにかく主人公のサム・スペードの内面が排除されている事もあってか、二つの殺人事件とマルタの鷹に関する構造がより複雑さを見せます。サム自身は自身の中にある行動原理に従って動くので、傍から見ればクズのような男にしか見えませんね(笑)。とはいえ同じクズだとしても相棒を殺されれば黙ってはいられないというぶれない芯や、ファムファタール的な女性に対しても自身を曲げない姿が魅力的。映画版も久しぶりに観てみようっと。2025/06/15

だるま

15
新訳版が出たので再読。旧訳版を読んだのが遥か昔なので、新訳で読み易くなったかは曖昧だが、ハードボイルド小説の訳者として第一人者の田口氏の訳だけあって軽快に読めた。駆け落ちした妹を連れ戻して欲しいと依頼された主人公のスペードと相棒のアーチャー。簡単な依頼と思えたが、相棒が殺され、スペードは思いがけず大きな抗争に巻き込まれる羽目に。まあ、とにかくスペードが非情。相棒の敵討ちでもあるのだろうが、全く情け容赦が無く、寧ろ爽快な位。スピーディーな展開とも相まって名作と言われるのにも納得した。ハードボイルド、面白い。2025/07/05

8番らーめんR

11
小学生時のあかね書房以来の再読。(当時は理解不能で途中で投げ出す)「マルタの鷹」の像をめぐる殺人が概要だが主人公の内面を描かず、行動のみの描写に読者は忍耐を迫られる。が、18章。普通のミステリなら「名探偵みなを集めてさてと言う」はずだが、そこでのスペードの提案にまず驚天動地だ。そして相棒殺しの犯人に対しての非情さに痺れた。それは探偵としての矜持でもある。刊行後100年に近いが後世に影響を与えた作品として一読を。※個人的には大藪春彦、松岡圭祐の諸作品や、ルパン三世と峰不二子との関係をも想起して唸る。2025/06/23

nizi

8
新訳なので読みやすいが、旧訳のちょっとカクカクした、タバコとアルコール臭さが薄れている気がする。ただそれもこっちのノスタルジーからなる懐古主義なのだろう。今からハメットを読むならこっちを勧める。2025/07/01

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