感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨッシー
6
1928年刊行とは思えない新しさ、グイグイと先を読みたくなる展開、チャンの魅力的な性格。完璧です。当日の中国人の一般的なみなされかたを考えれば、ビガーズの成し遂げたことは大したもんです。古典本格だって、捨てたもんじゃないんですよみなさん。2008/10/28
ホームズ
4
犯人が少し微妙な気がした。物足りない・・・。チャンの故事とかいろんな言葉を引用しての会話が最初の方は疲れてしまったかな。当時の中国人のイメージってこんな感じだったのかな。女性に対してもチョット偏見がある感じだったし・・・。ただ作者本人が持ってるわけでなく一般的にって感じで作者的には反対だった感じがした。2008/12/09
ホームズ
4
ハワイの刑事って言う設定が珍しかったな。あんまり物語には関係無いけど(笑)2007/07/19
IamG
3
本格ミステリとしては、普通の作品。スラスラ読めて、普通に楽しめる。本書の最大の魅力は、チャーリー・チャン等のキャラクターが、イキイキと描かれているところだろう。どうでもいいが、登場時の感じからすると、ダフ警部が解決しそうな雰囲気。タイトルに「チャーリー」が書かれていなければ、ダフ警部が主役かと思うかも。2011/01/17
もっち
3
中国人の刑事が主人公というのは今に至るもユニークだと思う 女性副検事の描き方がどうも納得いかないのは、時代柄とはいえ・・・2008/10/23