創元推理文庫<br> 壜の中の手記

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壜の中の手記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 348p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488121082
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

無人島で発見された奇怪な白骨と日記がささやかな楽園の終焉を物語る「豚の島の女王」、アンブローズ・ビアスの失踪という文学史上の謎に材を採ったアメリカ探偵作家クラブ賞受賞の表題作、18世紀英国で漁師の網にかかった極彩色の怪物の驚くべき正体が綴られる「ブライトンの怪物」――全編に横溢する残酷とユーモア、奇想を奇想たらしめる語りの妙、そしてひねりの利いた結末が時に人間の愚かさやもの悲しさをも漂わせる、異色短編作家の傑作選。


【目次】

内容説明

無人島で発見された奇怪な白骨と日記がささやかな楽園の終焉を物語る「豚の島の女王」、アンブローズ・ビアスの失踪という文学史上の謎に材を採ったアメリカ探偵作家クラブ賞短篇部門受賞の表題作―全篇に横溢する残酷とユーモア、奇想を奇想たらしめる語りの妙、そしてひねりの利いた結末が時に人間の愚かさや哀しさをも漂わせる、異色短篇作家ジェラルド・カーシュの傑作選。

著者等紹介

カーシュ,ジェラルド[カーシュ,ジェラルド] [Kersh,Gerald]
イギリスの作家。1911年生まれ。用心棒、パン屋、レスラー、新聞記者など職を転々としながら文筆生活に入り、34年に長篇Jews Without Jehovahでデビュー。ミステリ、怪奇小説、SF、ファンタジイなど、幅広いジャンルにまたがって夥しい作品を発表、犯罪王カームジンの短篇シリーズも好評を博した。二度映画化されたノワール小説Night and the Cityなど20作の長篇がある。第二次大戦後にアメリカに移住。58年「壜の中の手記」でアメリカ探偵作家クラブ賞短篇部門を受賞。奔放な想像力と独創的なアイディア、特異なスタイルを具えたその短篇は熱烈なファンをもつ。68年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ふるい

8
奇想天外なホラ話の数々に翻弄された。思いもよらぬ遠くまで連れていかれる感覚が楽しい。伝聞形式の枠組みが物語を味わい深いものにしている。「豚の島の女王」「ねじくれた骨」「凍れる美女」「ブライトンの怪物」「時計収集家の王」がお気に入り。特に「ブライトンの怪物」には、色々な意味で驚かされた。9月刊の『廃墟の歌声』も楽しみです。2026/07/21

橙なオレンジ

4
傑作。奇想短編集ながら壮大な一枚絵に至るまでの内容をかなり丁寧に充足させてくれるので、奇想への飛躍はありながらもそれが極めて人間的・現実的な情感を帯びている。これが長らく入手困難だったというのは損失もいいところだろう。「豚の島の女王」、「壜の中の手記」はオールタイムベストにも入ってきそうな短編だった。未開の地やらがモチーフとして多用されるのは時代的な側面もあるだろうが、世界の謎、それを体験談として語る隣人存在の謎など、ミステリ的な趣向と問題意識も持ち合わせているように思える。2026/07/26

jam

2
読んでいてすーっとその世界に入りこめる作品と、入りこめない作品があった。入りこめて好きだったのは表題作の他は、「豚の島の女王」「黄金の河」「ねじくれた骨」「破滅の種子」。2026/07/21

iwasabi47

2
「破滅の種子」がいいかな。また後で。2026/07/01

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