創元推理文庫<br> ゴールドマン家の悲劇〈上〉

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創元推理文庫
ゴールドマン家の悲劇〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488121068
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

作家であるぼく、マーカス・ゴールドマンは新作を書きにフロリダの別荘を訪れたが、そこで、かつての恋人アレクサンドラと再会する。彼女とぼくは、ある出来事のせいで別れたのだった。それはぼくと従兄弟と伯父夫婦、そしてアレクサンドラ姉弟の関わる悲劇だった。ゴールドマン家を襲った悲劇とは何だったのか?『ハリー・クバート事件』で衝撃的なデビューを飾った著者の第二弾。作家マーカスの鮮烈なビルドゥングス・ミステリ。

内容説明

作家であるぼく、マーカス・ゴールドマンは新作を書きに訪れたフロリダで、かつての恋人アレクサンドラと再会する。彼女とぼくは、ある出来事のせいで別れたのだ。それはぼくと従兄弟と伯父夫婦、そして近所のアレクサンドラと弟の関わる悲劇だった。その悲劇とは何だったのか?『ハリー・クバート事件』で衝撃的なデビューを飾った著者による鮮烈なビルドゥングス・ミステリ。

著者等紹介

ディケール,ジョエル[ディケール,ジョエル] [Dicker,Jo¨el]
1985年ジュネーブに生まれる。ジュネーブ大学で法学を学ぶ。2005年に書いた短編でローザンヌの若い作家のための国際文学賞を受賞。2010年には第一長編で、ジュネーブ作家協会賞を受賞。2012年には『ハリー・クバート事件』でアカデミー・フランセーズ賞、高校生が選ぶゴンクール賞を受賞して一躍スター作家となる

橘明美[タチバナアケミ]
仏語・英語翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒

荷見明子[ハスミアキコ]
仏語翻訳家。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

60
ゴールドマン家の兄弟。片や敏腕弁護士で裕福。片や恐らく平均的な家庭のだろう。双方の息子、所謂従兄弟同士と、ゴールドマン家に住んでいるかつて施設にいた少年。どうやら何かしらの『悲劇』がゴールドマン家に起こった様だ。上巻ではその『悲劇』の内容までは明かされていない。3人の少年時代を細かく描かれていて、とても楽しく読んでいるのだが、『悲劇』にどのように繋がっていくのが、『悲劇』とはどんなものなのか早く知りたいの焦らされている。語り手である作家と元カノとの再会も何か意味があるのか、ないのか…。早速下巻へ。2022/03/22

kagetrasama-aoi(葵・橘)

42
「ゴールドマン家の悲劇」上巻。作家であるぼく、マーカス・ゴールドマンが語る家族史に引き込まれます。ぼくと両親のゴールドマン家は質素で、伯父夫婦のゴールドマン家は裕福で。マーカスの敏腕弁護士の伯父さんへの憧憬が凄過ぎる。遠くで憧れているだけならまだしも、頻繁に交流することで、色々摩擦が起きて!確かに “悲劇” へと導かれて行くのが行間からも感じられる上巻。下巻、読みます。2022/11/02

白玉あずき

41
少年の成長物語は好物だし、ページターナーであることは確か。それ以上のレベルを求めるのは贅沢だし我儘だから、まあ楽しませてもらいます。ヒレル、ウッディの人物造形、学校教育に対する批判やいじめの描写等、この作者さんは私の好みより「極端に走りやすく書きすぎる」傾向があるなあと思いながら、下巻の悲劇に向かってGO。2022/05/15

星落秋風五丈原

35
仲良し3人組に年上の女性が加わって過去に何かが起こって離れ離れになったことがわかる。でも何が起こったのかは上巻では具体的にはわからない。2022/04/18

本木英朗

27
スイスの現代ミステリ作家のひとりである、ジョエル・ディケールの長編のひとつである。作家であるぼく、マーカス・ゴールドマンは新作を書きに訪れたフロリダで、かつての恋人アレクサンドラと再会する。彼女とぼくは、ある出来事の聖で別れたのだ。それはぼくと従兄弟と伯父夫婦、そして近所のアレクサンドラと弟の関わる悲劇だった。その悲劇とは……?という上巻である。うーん、ぜんぜん分からず仕舞いだよ、俺にはね。とにかく下巻に進むしかないってば!! ではでは、また。2022/06/27

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