創元推理文庫<br> 晩餐後の物語

創元推理文庫
晩餐後の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 355p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488120030
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゃれら

15
一時期アイリッシュにはまっていて、全部揃えるつもりで買い集めたなかの1冊。Kindleに収録されているのはうれしいか悔しいかよくわからない。色々なアイディアと叙述、文体で読ませる短編集。推理犯罪小説としてはむちゃなところが目立つのだが、そういうところに目を向けないで鷹揚に読むぶんには十分楽しめるのではないか。2024/01/31

cinos

14
アイリッシュの短編、面白すぎです。エレベーター内での死とその容疑者を集めた「晩餐会後の物語」は2つの短編を合わせたようですが、最後がよくできています。「階下で待ってて」はアパートに入って行って消えた女性の話、「射的の名手」は驚きのトリック、「三文作家」のせつなさ、とバラエティに富んでいます。2017/07/25

Ribes triste

13
あっと驚くドラマティックな展開の短編集。「晩餐後の物語」も良かったけれど、「三文小説家」に親近感を感じてしまった。2019/03/05

Tetchy

12
今回の中でのベストは「金髪ごろし」に尽きる。都会派小説というか、群衆小説というか都会の一角で新聞売り場を中心に描いた小説はアイリッシュの洒落た感覚で物語を紡ぎだす。次点では「階下で待ってて」か。展開は派手派手しいが、短編でここまで読ませることに賛辞を送りたい。長編では復讐譚がほとんどだが、短編ではヴァリエーション豊かな物語があり、愉しませてくれた。一気に読むのが勿体ない、そんな気にさせてくれる。昔の作品なのに訳も違和感なく、むしろ風格さえ漂っている。2009/09/12

キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言

7
晩餐後の物語/遺贈/階下で待ってて/金髪ごろし/射的の名手/三文作家/盛装した死体/ヨシワラ殺人事件  再読2003/05/30

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