創元推理文庫<br> 赤後家の殺人

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創元推理文庫
赤後家の殺人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 402p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488118532
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ひとりで過ごした者は死ぬ
呪われた「後家部屋」の謎

名探偵H・M卿vs「人を殺す部屋」
〈不可能犯罪の巨匠〉初期の傑作!
名作ミステリ新訳プロジェクト

「君は部屋が人を殺せると思うかね?」奇妙な問いかけに誘われ、テアレイン博士はマントリング邸での実験に立ち会うことになる。過去に四人が怪死を遂げた「後家部屋」なる一室にカードで選んだ人物がこもり、伝説に挑戦するのだ。そして日付が変わり、人々が目にしたのは密室で息絶えた男の姿だった! 名探偵ヘンリ・メリヴェール卿、難攻不落の「人を殺す部屋」の謎に挑む! 解説=阿津川辰海


【目次】

内容説明

「君は部屋が人を殺せると思うかね?」奇妙な問いかけに誘われ、テアレイン博士はマントリング邸での実験に立ち会うことになる。過去に四人が怪死を遂げた「後家部屋」なる一室にカードで選んだ人物がこもり、伝説に挑戦するのだ。そして日付が変わり、人々が目にしたのは密室で息絶えた男の姿だった!名探偵ヘンリ・メリヴェール卿、難攻不落の「人を殺す部屋」の謎に挑む!

著者等紹介

ディクスン,カーター[ディクスン,カーター] [Dickson,Carter]
アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ(1906‐77)。本名ジョン・ディクスン・カー。1930年に予審判事アンリ・バンコランを探偵役とした『夜歩く』を発表。以後、ギディオン・フェル博士シリーズ(カー名義)、ヘンリ・メルヴェール卿シリーズなど、オールタイム・ベスト級の傑作を次々とものし、熱狂的な読者を獲得。〈不可能犯罪の巨匠〉と呼ばれる

高沢治[タカサワオサム]
1957年茨城県生まれ。東京大学、同大学院人文研究科に学ぶ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

だるま

20
新訳版が出たので数十年ぶりに再読。旧訳より読み易くなっている筈だが、カーの作品は常に読み難く感じる。「一人で入ると二時間以内に死んでしまう部屋」があり、過去に四人が犠牲になっている。その真偽を確かめる為にカードで決まった男が問題の部屋に入る。時々声を掛けると返事あり。なのに二時間後、彼は死んでいてしかも死後一時間以上は経っているという。立会人で一部始終を見ていたヘンリ・メリヴェール卿がこの謎に挑む。トリックは今では驚く程の事で無いが、これをアレンジした物を他の作家が良く使っているので、元祖として讃えたい。2026/05/21

歩月るな

12
HM三作目、35年作。後年の作に比べるとページが多い理由は「伝説」に尽きるだろう。解説でも芳ばしい扱いだが、「語り」と「展開」に着目すれば、これは全てガイ君の語りである、という点に雰囲気作りの意味はあると思う。被害者の正体込みで。「毒チョコ」から6年くらい経っているので、何もできないHMに対してマスターズが推理を組み立て、一度滅多糞にやっつけて見せる所は最大の魅力の一つだろう。これで色んな作品の定番になる、犯人候補筆頭が次の被害者となる展開が最高に効く。部屋のルールに縛られない殺人がなぜ起きたか、である。2026/04/28

エリカパパ

7
名作ミステリ新訳プロジェクトの帯に惹かれて購入した。カーター・ディクスンを読むのはおどろおどろしさとトリックに期待してだが、ヘンリ・メリヴェール卿(H・M)の語り口が、〜じゃで終わるのがどうにもいただけない。犯行の行われた邸宅がフランス革命の処刑人の家系と説明される。歴史的なオチかなと読み進めるとトリックはあれこれでいいのかと肩透かしに…霧の漂うロンドン、紳士の憩う会員制クラブ…アメリカ人である作者が描く階級の残る英国の雰囲気は味わえた。2026/05/18

やー

4
面白かった。とくに家系の歴史をフランス革命あたりの歴史と絡めて語っているところ、ドラマティックで楽しく読んだ。 2026/05/29

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