出版社内容情報
《名作ミステリ新訳プロジェクト》空襲が迫る1940年の英国。若き歴史学者は、スコットランドの妖気漂う古城ヘ旅立った。遠縁の老人が亡くなり、一族の家族会議に招かれたのだ。老人は、城の塔の最上階から転落死していた。その部屋は内側から鍵とかんぬきで閉ざされ、窓から侵入することも絶対に不可能。だが、老人には自殺しない理由があった。それでは、彼に何が起きたのか? 名探偵フェル博士が不気味な事件に挑む! 巨匠カーならではの逸品が新訳で登場。(初刊時タイトル『連続殺人事件』を新訳・改題)
内容説明
空襲が迫る1940年の英国。若き歴史学者のキャンベルは、遠縁の老人が亡くなったスコットランドの古城へ旅立った。その老人は、塔の最上階の窓から転落死していた。部屋は内側から鍵とかんぬきで閉ざされ、窓から侵入することも不可能。だが老人には自殺しない理由もあった。それでは彼になにが起きたのか?名探偵フェル博士が、不気味な事件に挑む!
著者等紹介
カー,ジョン・ディクスン[カー,ジョンディクスン] [Carr,John Dickson]
1906年アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ。30年に予審判事アンリ・バンコランが登場する『夜歩く』を発表。ギディオン・フェル博士シリーズの『帽子収集狂事件』、ノンシリーズの『皇帝のかぎ煙草入れ』のほか、カーター・ディクスン名義によるヘンリ・メリヴェール卿シリーズの『ユダの窓』など、オールタイム・ベスト級の傑作を次々とものし、熱狂的な読者を獲得。“不可能犯罪の巨匠”と呼ばれる。77年没
三角和代[ミスミカズヨ]
1965年福岡県生まれ、西南学院大学文学部外国語学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kircheis
オーウェン
kagetrasama-aoi(葵・橘)
おうつき
星落秋風五丈原