創元推理文庫<br> マンアライヴ

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

創元推理文庫
マンアライヴ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 21時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488110222
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

“無垢”という名の容疑者を巡る
世にも奇妙な法廷劇
代表作『ブラウン神父の童心』に続いて
発表された幻の長編ミステリ、新訳決定版

【名作ミステリ新訳プロジェクト】大風の吹き荒れる午後、ロンドンの下宿「ビーコン・ハウス」に住まう三人の男と下宿の女主人の姪ダイアナ、その友人の女相続人ロザマンドは庭に飛び込んできた奇妙な男イノセント・スミスと対面する。新たな下宿人となった彼が巻き起こす騒動を巡って開かれた私的法廷の行方は? 巨匠チェスタトン幻の長編、待望の新訳にて登場。

内容説明

常ならぬ突風がロンドンを襲ったその日、下宿屋ビーコン・ハウスを緑衣の男が訪った。ある下宿人の旧友で、イノセント・スミスと呼ばれていた男は、出会ったばかりの女相続人の話相手に求婚し、そののち来訪していた医師に向けて拳銃を発砲するという奇矯な行為に及んで消え失せた。謎の男を巡る私的裁判が明かす眩惑的真相を描いた巨匠初期の幻の傑作長編、新訳決定版にて登場。

著者等紹介

チェスタトン,G.K.[チェスタトン,G.K.] [Chesterton,Gilbert Keith]
1874年イギリス生まれ。作家、評論家。逆説と諧謔の大家として知られ、“ブラウン神父”シリーズに代表される短編推理小説は、コナン・ドイルの作品と並んで後世の作家たちに計り知れない影響を与えた。また長編『木曜の男』などに顕著な独特の幻想性により、現在でも熱狂的な読者を獲得している。1936年没

南條竹則[ナンジョウタケノリ]
1958年東京に生まれる。東京大学大学院英文科博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

286
★★☆☆☆ チェスタトン初期の長編で、奇矯な行動をするスミス氏の罪状に関する私的法廷の成り行きを描いた作品。 殺人、強盗、配偶者遺棄、重婚といった罪の嫌疑について、普通とは異なる視点でスポットを当てるというチェスタトンの得意な作風。しかし、それぞれオチが分かりやすい上、訴追側が無能すぎるため緊迫感に欠けるのが残念。 私的法廷で犯罪の県議を一つずつ晴らしていくというスタイルは短編向きだったかもしれない。2023/04/29

本木英朗

21
英国の本格ミステリ作家のひとりである、G・K・チェスタトンの長編のひとつである。常ならぬ突風がロンドンを襲ったその日、下宿人ビーコン・ハウスを緑衣の男が訪れた――という話であるが……。半分も行く前からさっぱり分からなくなってしまった。やはり作者の長編・短編は、今の俺ではダメだってことだろうか? またいつか読もうと思う。……とりあえず以上です、はい。2023/03/26

歩月るな

8
「教えてもらいたいが、一体この天地のどこに思慮のある結婚があるんだ? 思慮のある自殺の話でもしたほうがましだ。」南條訳チェスタトン再臨。チェスタトン初期の長編小説であるので、あまりにもチェスタトン過ぎる内容のため、珍しく読みながら真相と言うかオチが解ってしまって(お得意の逆説によって、幻想を除けば無罪判定を得るための最適解が他にないくらい正当)むしろ解説にある通りの時代背景とチェスタトン自身の足跡を辿るような趣もある。頁数は少ないがラノベ三冊分くらいの分量はある故活字慣れしてないと厳しい。多様性と言う病。2023/02/11

ふゆきち

6
チェスタトンの長編に外れ無しと改めて認識しました。奇想天外です。2023/10/31

ほげっひ

4
読んでる最中、ずっと「?」が脳内を渦巻いてたんですが、終盤、事件の様相が反転するに至り「!!」の驚き。うわぁー!何だこれー!!そういう話やったんかー!と、まぁ、再読したくなりますよね。時代的背景等々、解説で補完した部分も個人的には多いのですが、それを除いてもじっくり楽しめます。そして相変わらずタイトル好きだなぁ…。今回は原題そのままですけども。終わり方も好み。満足。2023/03/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20491414
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。