創元推理文庫<br> ジェリコ公爵

創元推理文庫
ジェリコ公爵

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488107178
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホームズ

28
展開は分かりやすいし海賊ジェリコの正体はすぐに分かる(笑)それでも単純に楽しめる冒険活劇(笑)色々中途半端に残った問題とかもありますがとりあえず物語としては楽しめたので良しとしようかな(笑)ルブランだから仕方ないのかも知れないけどリュパン・シリーズではないのにこの表紙は勘違いしてしまうのでは?(笑)2013/06/27

Tetchy

13
これ、リュパンシリーズ?出てこないんですが、リュパン。それにしてもフランスの恋愛はじれったいなぁ。2009/01/08

きりぱい

4
しばらく読み出してもう展開の予想がつくという。面白くないことはないけれど、海賊の罪は棒引き?あの気がふれた姉の問題は?妹だって手玉に取ったようなもんだし、それに何より婚約者の意向はないがしろ?それはちょっとひどいんじゃない?と、色々納得できない部分を残しながら、一番ひっかかるのは、リュパン・シリーズなのリュパンが出てこないこと。2013/04/26

NY

3
長旅の機内で中学時代以来、ほぼ30年ぶりに読みました。「展開は簡単に想像がつくのに引き込まれる」「分かっちゃいるけど面白い」のがルブランの魅力ですが、本作の登場人物は善玉も悪役も完全に迫力不足で中途半端。ストーリーも切れ味(緊張感)に欠けます。せめて許嫁を捨てる非情なエレン・ロック/ジェリコはナタリーに振られるべきでしょう!でも、主人公の人物像は、ルブランが晩年にたどり着いた一つの理想ともいえるかもしれません。地中海の海賊王の出自を、フランス海賊の本家本元であるブルターニュに設定したのも面白いです。2016/07/07

nekomatadesu

3
発掘したルブランの未読2冊の内最後の1冊。 ルパンは主役じゃなかった。 でもルパンだよね、エレン・ロックは。 晩年の作品とのことなので、集大成的な気がする。 こう言うミステリーや、冒険活劇のご先祖様も良いね。 2012/07/15

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