創元推理文庫
怪盗紳士リュパン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488107017
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報



モーリス・ルブラン[モーリスルブラン]
著・文・その他

石川湧[イシカワユウ]
翻訳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

98
短編集 アルセーヌ・ルパンの逮捕(L'Arrestation D'Arsene Lupin) 獄中のアルセーヌ・ルパン(Arsene Lupin en Prison) アルセーヌ・ルパンの脱獄(L'Evasion D'Arsene Lupin) 謎の旅行者(Le Mysterieux Voyageur) 王妃の首飾り(Le Collier de la Reine) ハートの7(Comment J'Ai Connu Aresene Lupin:Le Sept de Coeur) 2013/05/24

Tetchy

59
これはミステリを読み始めた頃に読んでいたら傑作だったかもしれない。2008/12/15

セウテス

57
ポプラ社の南洋一郎氏翻訳の児童書全集を、子供の時分に読んで以来でした。確かに大人向けなのですが、江戸川乱歩氏の少年探偵団シリーズと同じく、心が弾みました。サスペンスそしてアドベンチャーであり、犯人は誰かではなくルパンは誰に変装しているのかに、推理を働かせる楽しさは他の作品にないものです。全く新しい物を読んだ様な感覚は、時代に関係なく作り込まれた良作なストーリーである証です。ルパンは意外ですが少年期から苦労人なのです。奇想天外なイメージがありますが、細やかな計算された心理トリックにこそ読みごたえがあります。2015/01/13

さっとる◎

37
【怪盗祭】久しぶりの海外作品は世界一有名な怪盗リュパンのデビュー作品。怪盗×紳士=魅力的、このイメージは確実にリュパンの功績だろうな。女性に優しい。でもそれだけじゃない。投獄される怪盗デビューで出会った素敵な女性。彼女に再会した時には心乱れたりもする(笑)。意外と人間らしいじゃない。作中の誰がリュパンか?そんな楽しみ方ができるのもこのシリーズならでは。作品を読みこんでいるわけじゃないのに、「リュパン」って名前だけから想像するイメージが確実にある。イメージ通りでも想像と違っても、変わらず魅力的なのはさすが。2016/07/20

みやび

33
再読本。と言ってもかなり前に読んだきりなので、初読と変わらず。リュパンの登場が、いきなり逮捕されるところから始まるのが面白い。神出鬼没で掴みどころがないけど、どこか人間らしさもあり。誰がリュパンなのかと探りながら読むのも楽しかった。あのホームズが登場する話のラストは、なかなか洒落てて好きかも。翻訳が古いせいか、直訳っぽくて読みにくいのだけが残念だった。2021/08/06

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