創元推理文庫<br> 死の鉄路

創元推理文庫
死の鉄路

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  • サイズ 文庫判/ページ数 371p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488106270
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

89
フレンチ警部シリーズ第9弾。〔再読〕本作も前作同様、クロフツ作品の中では異質な部類になると思う。犯人と考えられる人物には鉄壁のアリバイが在り、そのアリバイを崩すというスタイルと思い込んでいるからこそ、衝撃的な結末であるのは間違いない。なんとなく犯人の目星はついたのだが、読者が論理的に犯人にたどり着けるのか疑問は残る。違和感の様なものを、感じるしかないのではないか。ただ、フレンチ警部の地道なシリーズの中では、たいへん面白い作品である。本作の様な設定の作品を読んでいなければ、意外などんでん返しになるだろう。2019/03/05

星落秋風五丈原

35
線路に死体!しかしその死体は轢かれて死んだのではなかった。鉄道技師だったクロフツの知識が生かされたミステリ。自転車を発見したことを得々と話す貝類学者にキレそうになるフレンチ。2021/08/05

geshi

29
事故と判断された事件が再調査により殺人と断定され、自殺と判断された事件が殺人と断定される、同じような経緯を短縮せず繰り返しているから、丁寧というより鈍重に感じる。動機となる詐欺の手口が実際のものを下地にしているのか図入りで詳しく検証され、アリバイトリックの方はいまいちパッとしない。サプライズをやりたかった気持ちは分かるけど、読者が真犯人に至れる道筋が無いし、トリックも取ってつけたような感じ。フレンチ警部の最後の言葉も負け惜しみのようにしか聞こえない。2018/08/22

elf51@禅-NEKOMETAL

11
鉄道技師だったクロフツが実務を生かして書く。技術屋として中身が分かるだけになかなかおもしろい。設計屋が換気の悪い部屋に押し込まれて,夜遅くまで仕事をしているというところも書かれ,会社員は100年前も変わらないのだなぁと(*´ー`)フレンチ警部の地道な捜査,出てくる人も真面目な人,文章もきっちりしていて堅い技術者だったろうクロフツの実直さがにじみ出ている。殺人事件に詐欺事件を絡ませ,得意のアリバイ崩しを主体とした推理小説だが,推理は二転三転し,意外な結末でいいと思う。表紙の画もタイトル「死の鉄路」もいい。 2020/10/29

ホームズ

9
1年しかたってないけど完全に犯人忘れてました(笑)犯人は意外な感じで楽しめた(笑)今回はフレンチ警部が割と早めに登場してくれたけど他の人が頑張った感じがしてしまった(笑)時折見せるフレンチの人間臭い感じが好きですね~(笑)2010/06/28

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