感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
21
宝石店で経理担当者が亡くなった翌日に金庫にある宝石が全て姿を消していた。その関連性は?証拠が見つからなくてかなりもつれるがやり口がわかった時にフレンチが話す相手は奥様!割合愛妻家。2021/08/08
ホームズ
8
殺人事件と盗難事件。相変わらず真相解明に向けてコツコツ頑張るフレンチが良いですね(笑)今回は地方都市でなくって残念でしたが(笑)盗難事件のカギの謎は面白かったですね(笑)そんな風に作れるんですね~(笑)しかしある程度の事件の真相が分かった後の証拠固めが少し長かったかな。そして首席警部になってからも出世のことや自分の立場を心配してしまうフレンチの人間臭い感じやフレンチ夫人(ほんの少しの登場ですが)が良い感じです(笑)2010/06/10
elf51@禅-NEKOMETAL
6
入手結構困難本。再版表紙はまずない。ギルフォードは地名である。郊外が好きなフレンチ警部がややロンドンから離れたところで,殺人事件を追う。2つないと開かない鍵はどうやって複製されたのか?クロフツが技術屋らしく当時の最新技術であろう小道具を取り入れて謎を作っている。追跡はベルギーからオランダ,フランスへ。細かい証拠を地道に追って解決に至るフレンチ警部の姿がいい。多分社会で苦労した大人でないとこの良さはわからないのでは(*´ー`)。2021/01/23
野田有
3
まあ水準作なクロフツ。フレンチがジリジリと真相に迫っていくのは楽しいのだが、真相が明らかになったあとも延々とジリジリ犯人追跡シーンが続くのはちと閉口2010/01/18
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
3
☆×4.5…とある会社で起こった殺人と窃盗事件。この作品はアリバイ崩しではないのですが、事件に用いられたトリックと言うのが大胆かつ斬新なものなのであります。それさえあればいくら鍵を分けていても仕方がないな、と。そして相変わらずのフレンチの執念の捜査に一気読みをしてしまったのは言うまでもありません。2009/11/07